Coopは食品や非食品などをルートで宅配するサービスをもう何十年と続けている。


これは日生協の企画するもの、生鮮食品は地域の生協事業連合、特だしチラシは、地域の単協が企画している言わば三層構造だ。


で、Coop神戸の企画しているオリジナルの加工食品などが非常においしいのだ。

・そば粉100%の乾麺そば→ざるそばにすると絶品

・冷凍たこ焼き→瞬間冷凍で非常においしい

・秋刀魚の半身開き→一枚あればご飯が二杯は食べられる(貧乏くさいかww・・)

・ミックスキャロットジュース(日生協製造)


で、これらのヒット商品があるために宅配サービスは有料だが続けているユーザーが多い。


また、これらは宅配オリジナル商品で、店頭にはない商品もある。


ウェブを使ったスーパーの宅配サービスが、ここ最近話題になっているが、

単に届けるだけでは、競争力はないのだ。


日生協は週別に予約するスタイルとを取っているが、生鮮を予約してまで買う購買動機はないため、このあたりを工夫する必要があるが、

コスト競争や物流競争に突入した場合、薄利である食品に対し設備投資が出来る出来ないで勝負がつきそうな気がする。


単体事業では、利益確保できていても、設備は店舗が負担しているから成り立つという組織的な判断もある。


いずれにせよ、ワッと参入し、ガサっと設けるビジネスはどこにも転がっていない。

非常に長期戦で、内部留保を獲得していくビジネススタンスも重要ではないか、と考えてしまうのである。


本当に差別化できたおいしいものを届けることが可能か?

その辺にあるものを単に宅配サービスに乗せますよ、というものでは決してないのだ。

それに勝負が掛かっている。


とすればウェブシステムや物流などの箱・ガワの問題でなく、商品開発力があるのかないのか分かれ目だ。