2:8の法則は、有名ですよね。知らないマーケターはいません。


これは実は大きな意味を含んでいるのですよ。


世の中の政治や議会は、多数決です。


賢い人が20人、アホな人が80人。賢い人で、とあるエリアの経済は保たれているとしましょうか。

でも、絶対人数はアホな80人が多数決で勝ちます。


賢い人の意見は通りません。だって多数決ですから。


どういう意味かわかりますか?今までの政治なんです。


だから、税金の納付から政府から補助を受けた金額を差し引いて、一人一人政府貢献指数を出して、その人の一票とあまり貢献していない人の一票に重みをつけて、計算すればいいのではないですか?

で、そこに特別ボランティア活動指数(これは通常の10倍の得点がある)を最終考慮に入れて、政治家を決めていく。


本当にアホなやつは、ボランティアもしませんから。

自衛隊に入隊経験者は得点が高い。ボランティア団体ですから、自衛隊は。軍ではありませんから。



関西のおばちゃん、政治に詳しくないですよね。

つまり、騙した者が勝つ。マスコミやTVを使って、アホを騙せばいいのですよ。

だから、テレビを使って巧みに騙していくことが必要になってくるわけです。

そうでなければフサエなんて知事に選ばんでしょう!


賢い人が何をしたって、アホなやつが80%もいたら、メジャーにはならないわけですよ。

世の中のヒット商品、アホを騙したら勝ち。


ユニクロだって自然の標準偏差で考えると80%はアホな消費者が買ってる商品。

パレートでいうとどうしても、そうなっちゃうんですよ。

トヨタもベンツもパレートでいうと80%のドライバーがアホ。



ところが、ロングテールはあるカテゴリーが100%賢い人になってる商品もあるわけです。

そいう言う意味で、大衆と同じものを買わずによく自分にあった商品を選ぶ選択眼を持ってほしいのです。


これまで、大衆といわれてきた大ヒットは、このパレートに当たります。

しかし、消費者の中で選択眼や自分にあったものを得るという考え方になってきましたので、TVの視聴率なんかはそれを物語っています。


TV局の番組プロデューサー何かは、視聴者のこと今まで馬鹿にしてたので、「これを行っておいたら、また見るでしょ、どうせ真剣に考えてないって!」というようなおごりで過去の延長線にある何も考えていない番組ばかり生み出してきてますよね。


ユニクロも過去の延長線にある、結構何も考えていない商品で、儲けてます。

で、別にユニクロが考えたのではなくて、東レが考えて開発し、考えて戦略的にユニクロに提案しただけなので、ユニクロが考えたわけじゃないから。


で、ユニクロは2:8の法則でアホを動かせば、80%のシェアが取れるから、そんなに真剣に考えなくても、東レに作ってもらって、宣伝するだけでいいんだよ!の乗りじゃないかな。


これは、ユニクロやトヨタを批判しているわけではないのです。パレートの法則で相対理論だから、全体のレベルがどうなっているかを度外視するとこうなってしまうのです。


皆さんが必要な、食品、食材、調味料などには、アホもかしこも関係ないでしょうが、趣味品、耐久財は、それぐらいのターゲティングがあってもいいのでは?


私は、ロングテールとマイノリティが好きです。

あっ、決して自分は賢いとは思ってませんよ。


でも、安易に宣伝やTVやアフェリエート、宗教の勧誘、詐欺には乗せられませんよ。

手ごわいですよ。

ちなみに催眠にも引っかからないかも・・。