2006年の米国のドキュメンタリー取材タッチの映画だ。
電気自動車の普及を石油メジャーや政治、利権の数々によって、当時最先端の電気自動車をこの世から抹殺した映画だ。
電気自動車の使用電気は火力発電所のエネルギー還元を計算するとやはりガソリンよりもクリーンであると言うプロパガンダが存在した。
しかし、本当に消費者はモノを購入する時に余りにも無責任だし、企業も説明責任を果たしていない。
何を買うのにもそうだが、鵜呑みにせず、疑ってみる、調べてみるそして納得してから買うという行動が必要になる。
まあ、映画自体も一方的に都合の良いことばかりで編集されているケースもある。
そうすれば何を信じたらいいのかわからなくなる。
そういう時は自分でなっとくする理由を見つけてからでも遅くは無いのでは?
で、映画を見て思った感想をいうと、やっぱ「アメリカ人は馬鹿だわ。消費に対して無責任だし。」ということを知りえた。
我々の親の時代は、豊かさを享受できたのはアメリカのおかげ、というように親米世代のため、私も多少は親米を刷り込まれてきた。
しかし、やっぱりアホだと言うのが何となく最近わかってきたような気がする。マクドナルドを喰って、コーラ飲んで、燃費の悪いHUMMER乗り回して。
日本人のDNAとは土台違う。
今朝、"得ダネ"でサミット開催中、街の人間に"日本の首相は誰だかご存知ですか"の質問に"知らない""タカハシsan"とか答えてました。
お馬鹿な学生ではなく立派なネクタイした社会人でしたが。
所詮、日本はそれぐらいの影響力しかもってないんだから。
だから逆に固有の文化や四季の感じ方など大切にしてもよいのでは?
もう●十万もする下品なビニールバッグにお金を使わずに、京都の西陣織の絹の手縫いのセカンドバッグでも持って欲しいものだ。
そろそろMade in Japan に拘って自信もっても良いのでは?
当然、テレビは韓国液晶ではなく、「亀山モデル」よ。
外貨は自動車や工作機械で、こそっと稼いでおいて、日本人のためにお金を使うべき。