アパレル大手のレナウン 経営陣の一斉退陣を発表!(日経新聞4/18企業総合面)

ネオラインキャピタル(旧かざかファイナンス=ライブドアファイナンス)から取締役派遣の株主提案を受けていたが、より大胆な人事刷新を対抗的に打ち出して経営の主導権を維持する。ただ、これで株主提案を取り下げるかどうかは不透明。経営体制をめぐる迷走劇は名門アパレル再建の行方に影響を与えそうだ。


先ず、


■再生へ賭け⇒つまり博打って言うことね。


■アパレル大手の⇒大手?大手かなあ。


■株主から経営陣の総換ポーカー

⇒やっぱ博打じゃんか。


まあ、今の政治を見ているようですね。

経営陣は実力があるかどうかは分らないけど、


「僕が運転手だ!」「だめだよ、僕が運転手だよ、君はお客さんだよ!」

幼い頃の電車ごっこ遊びを思い出します。


消費者不在で会社ごっこが始まっています。どう再生するのかなんて記事にもなっていません。


レナウンと言えば私は仕事柄、展示会に良く呼ばれて出向きました。

淀屋橋や東京原宿とか。

その当時、展示会の帰りにはお客様にタクシーチケットを渡していました。


まあ、こんなことしていたら絶対潰れる!って思っていました。


■シンプルライフ

■ダーバン(これは既に違うか)

■アーノルドパーマー

■J.Crew

■アクアスキュータム

■サンタフェ・・まだあったっけ?

■あれ?他になんかあったっけ

■あっ、そうそう、ノーマ・カマリだ


長い間、ファッションでありながら、ファッション特有のドキドキ・ワクワクを発信せず、

消費者との距離を置いていたため、

まるで鉄鋼や紙パルプ企業のような体質で、経営してきた。


伊藤忠商事にブランド売りつけられて、高いブランドロイヤリティを払わされて疲弊し、

戦略と言えば、百貨店成長期のようなTV宣伝しか知らない会社。


消費者に向けて一体、ここ10年間、ファッション企業として何の情報を発信してきたんですかね?


売場は百貨店の売場しかありません。

しかしロイヤリティブランドはありません。

百貨店の売場は年々縮小しています。

その売場は新興ブランドに席巻されています。


どうやって再生するのでしょう?そこは非常に興味があるところですが、その情報発信無く、経営陣の電車ごっこ。


こんなゴタゴタの会社、徐々に衰退するでしょうね。


コスギ=ファンドから能力の無い若い経営者を送り込まれて、沈んだ

トミヤアパレル=前出の商社からよろしくないテクニックで手形が・・・・。

テンアローズ(シャルレ)=知らない間に社名が変わっていた。おばさんにも若い人にも受け入れなくなるか心配。

吉永プリンス=いわずと知れたインデックスが・・・

そして次はレナウン。


で、みんな経営陣が口を揃えて言った言葉は“企業価値の向上”


で、どう意味か分ってるんですかね?私はわかりませんので“企業価値の定義”を教えて欲しいですね。


そんへんの流行のビジネス本みたいなことを言ったら怒りますよー


返ってくる言葉が“株価”だったとしたらさらに落胆しますよ。