2018年秋のパリ長期滞在

2018年秋のパリ長期滞在

夫婦二人で、パリでフランス生活を楽しみます

3月22日: 1年半ぶりのパリ旅行 

 

 今回のパリ旅行は、2022年秋の2週間にわたるパリ旅行以来のパリ旅行である。今回の旅行の発端は、2023年10月頃か、原田マサさんの書で印象派画家が取りあげられており、改めて印象派の絵画を鑑賞したくなった啓子さんが、旅行会社のパリ滞在型ツアー(3泊4日程度)の申し込みを検討したことがある。旅行時期は1月初めであった。それが発端となって、二人で行ける可能性を探るうちに、1月21日、1月31日のANA便が取れたことから、10日間宿泊の計画を立て着々と準備を進めた。この間、12月には仙台に留学しているVIKENとの会食なども行った。

 

 羽田空港内ホテルで宿泊して翌朝9時45分の便で出発と予定して、いざ羽田へという20日の出発日にやや熱っぽい症状が続いていた啓子さんが、念のためコロナ検査を行ったところ陽性との判定。別の検査キットを急遽購入して検査しても陽性。ということで旅行を断念。ただちにホテル、航空券のキャンセルを実施。キャンセルの影響が懸念されたが、結果的にはキヤンセルによる経済的損失は小さかった。すなわち、パリのホテル1泊、羽田ホテル1泊の費用は負担。サーチャジ、マイレージなどは診断書などをANAに送付したことにより影響が出なかった。

 

 以上のことがあったものだから、リベンジ旅行ということで今回の旅行となったものである。現地滞在期間は4日増加して、14泊とした。大変不運なことに、円安が長期にわたって続いており、3月22日現在では1ユーロは164円22銭。数年前には1ユーロ=120円程度であったことからすると、為替レートの関係で、パリの物価は3~4割高くなっている。ホテルは1泊5万円程度と極めて高い。

 

3月25日(月)

 出発までにあと5日となった。昨日は土産用に銀座菊廼舎で富貴寄を5個購入し、その後、銀座ラウンジに寄る。木曜の午後にトランクを発送する。世の中では、昨日は大相撲で入幕したばかりで幕内どん尻の尊富士が怪我をおして出場し、優勝という快挙。ドジャースの大谷祥平の通訳が賭博に手を出して、大谷祥平の関与内容が注目を浴びている。政治の世界では政治資金パーティの裏金問題で重要な論議は行われず。経済面では日銀がマイナス金利政策を止めた。一方、小生は『戦中派虫けら日記』(山田風太郎)を『戦中派不戦日記』に続いて読み進めている。極めて興味深い内容。現在は、毎月の原稿(賃金の諸相、日米賃金比較論)をパリ旅行前に完成させないと、ということで忙しくしている。

2022年11月14日

 

久方ぶりのパリ旅行の出発日が明日(15日)に迫った。前回は2019年7月でこの時は10日程度。その前は2018年秋で1カ月半に及ぶ長期のパリ旅行であった。この時は、寛史さんが短期間ではあったがやってきて、楽しく過ごすことができた。

 

さて、明日出発であるが、明日は午後に吉祥寺からリムジン・バスに乗り、羽田空港国際線に直結するホテル、ザロイヤルパークホテル羽田に宿泊して、16日午前9時10分の全日空便(NH215便)に乗ることとなっている。

 

今回の旅行に関しては、いくつかのトラブルに巻き込まれた。

元々は、フランス・デイジョンに出かけて、デイジョンのみならず、ボーヌ、ブルゴーニュ地方、スイスのグリンデルバルトを経てユングフラウの氷河を見に登山鉄道へ、更にベルン、ジュネーブ、アヌシー(フランス)などを含む旅行計画があったのだが、コロナ危機が2020年2月に発生してその夏の計画は実現できなかった。その結果、使い残したANAのマイレージの期限が迫り、消化の意味で何らかの旅行を計画しなければならなくなり、国内では今年春に札幌旅行を行い、また今回の旅行に至ったのである。来春にはさらにどこかに出かけなければマイレージを失うこととなる。