16年間、精神薬を服用し続けてきた私に

人性を変えるきっかけをくれた師が 何人かいる。



その一人、

栄養の師の言葉を受けて思ったこと



病気の最大の原因は【怒り】である



怒りは

農薬や食品添加物の比ではないほどの猛毒。



私が乳がんに罹患したのは

離婚する2年前。

いつも、対象をみつけては

自ら怒りを作り出していた。



いい話を聞いても

どこか「否定」する箇所をみつけては

イライラすることを続けていた。



全てに絶望し、

自分がこの世に生きていることすらも否定して

死ぬことしか考えられない状況になり、

死を選んだ。



怒りは人の心を壊し

体をも壊していく……



長かった

とても長い暗闇……



人間だから怒るのは当たり前。



でも人間だからこそ

笑うことも感謝することもできる。


怒りで作られた猛毒を

笑いと感謝で処理することができるなんて

薬より強力な魔法だ。



怒りを抑えると体に良くない。

怒りは 抑えても 爆発させても 体には良くない。



過剰にアドレナリン・ノルアドレナリンが

分泌されてしまうから。



自分が正しく、相手が間違っているから怒る。

仮に、そうだとしても

やっぱりアドレナリン・ノルアドレナリンは分泌される。



日常生活で

【怒り】の気持ちを持たない、

というのは、難しいのが現実だとおもう。



最近、私がやっているのは

朝晩の瞑想と

「まんまの自分」を観察すること。



「イラッ」とした時、その瞬間に



「あ、わたし、いまイラッとしたな。」と、


ドラマに出演している人を見るように

眺めることにしている。



自分の目の前に現れている現象は

どんなことも 

「全て」

自分が作り出している世界。



目の前に現れる人はすべて

自分を映し出す鏡。


すっごく、

いやな人が目の前に現れたら

それも自分の奥底に隠れているものが

見えているだけ。



そう思うようになってから


そうか、私の中に

これがあるのか。

こんな感じなのね……と(笑)



怒りは自分が作り出す猛毒。

猛毒を処理するのは笑いと感謝



ようやく

そんなふうに

思えるように


いや『実感』して

感じるようになったのは

断薬後、3年目。2022年。



涙は嬉しいとき

感動した時にしか出なくなった。


だから最近は泣いてばっかり(笑)



もう、

自分を虐めるようなことはしない。



半世紀近くも

自分を虐める経験を

味わうことができた。



大好きな写真や動画に

レインボーシャワーやオーブ

UFO、彩雲が次々に現れる。



いま、この瞬間を生きていることに感謝。