中3理科で登場する「遺伝子」
遺伝子は簡単に言うと「体の設計図」です。
中3の内容より少し踏み込んで説明しましょう![]()
ヒトの体は約60兆個の細胞からできています。
その細胞一つ一つには核があります。
核の中にはヒトの場合、46本の染色体があります。
染色体はDNA(deoxyribo nucleic acid)というひも状の物質からできています。
DNAは、A(アデニン)・T(チミン)・G(グアニン)・C(シトシン)という
4種類から構成されています。
A・T・G・Cの並び方によって遺伝情報が決まります。
例えば
ACA GTT CGT AAT ACG TTC TAT TGG CAT TTA CGC ACC GTT
このように配列され、情報は暗号化されています。
この暗号の文字は3文字を1セットとして読み取ります。
ACA = システイン
GTT = グルタミン
CGT = アラニン
AAT = ロイシン
このように3文字の組み合わせによって
どのアミノ酸を作るかということが決まります。
アミノ酸はタンパク質で作られていて、20種類あります。
作られたアミノ酸を組み合わせて体を作っていくのです![]()
まとめると…
遺伝子はDNAで書かれた部品の設計図
部品はアミノ酸と呼ばれ20種類ある
作られたアミノ酸から体を組み立てていく
遺伝子ってなにやら難しそうなことをしてそうですが
結局は「タンパク質を作る」ということをしているだけなんです![]()
ちなみにDNAの暗号文字はヒトの場合で約60億対あります。
これは百科事典約700冊に文字が書かれているのと同じです。
一人の人間を形作るのに必要な情報が百科事典700冊分…
私たちはこんなにも膨大な情報から成り立っているということなんですね
生物は知れば知るほど不思議で神秘的です![]()
