テーマのくくりは「舞台」となっていますが、もしかしたら「津軽な出来事」が近いかもしれないテーマです。
弘前市鬼沢で行われる演劇「鬼と民次郎」の観劇に誘われて行ってきました。(写真の「鬼」の字が一画目の「ノ」が抜けていますが、鬼沢ではこのパンフレットの文字が正解なんです。こちらで確認できます。http://fujita-ringoen.com/onijinja.html )
「津軽ふるさと創成劇」ということでプロの俳優さんが演じるのではなく、弘前市鬼沢に住まわれる地元の方々が稽古を積んで行われた演劇です。
演目が「鬼と民次郎」で、これもまた弘前市鬼沢で語られる百姓を救った藤田民次郎と鬼沢に伝わる鬼伝説のお話。
民次郎についてはコチラが詳しいです。⇒ http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/8757/gimin.html
場所は、藤田民次郎の碑がある弘前市立自得小学校体育館。
入場無料で、本日限りのスペシャルな演劇。
体育館の三方に観客席をあつらえ、一方には鬼沢獅子踊りの囃子方が配置され、中央で演じる舞台構成。
(地元の人が演じる演劇で、場所も体育館ということもあって、カメラ規制はなし。しかし、観劇中は集中してみていたので写真どころではなかったです(笑)。)
約1時間の演劇のセリフはすべて津軽弁で構成され、全編にわたり鬼沢獅子踊り(弘前市指定無形文化財) が散りばめられている郷土色豊かな舞台となっていました。
この藤田民次郎が、現代まで語り続けられるのがよくわかる舞台でした。
役者さんは一部を除いてほぼ全員が鬼沢近隣住まいの地元の方たちでしたが、素人さんとは思えない熱演で楽しませてもらえました。
鬼沢獅子踊りなどは、同じ弘前市に住んでいても目にする機会がほとんどなく、ワタシも初めてで貴重な体験をさせていただきました。