旅行に行く際、宿泊するホテルってすごく重要ですよね

やっぱり、旅行の間ぐらいは日常の色々なことから離れて
楽しんだり、くつろいだり、癒されたり、ラグジュアリーな気分を
味わったりしたい
一日を終えて帰ってくるホテルが清潔なこと、居心地のいいこと、
ホッとすること
目覚めたベッドがフカフカで気持ちいいこと、窓から見える朝の
景色が素晴らしいこと、朝食がおいしくて種類豊富なこと
そして何よりもホテルマンの方が親切なこと、笑顔が素敵なこと、
サービスが行き届いていること、温かい空気があること
・・・これらはとっても重要
で
ホテルの良し悪しによって旅行の良し悪しも左右されてしまう、
なんてこともあるんじゃないでしょうか
今回ご紹介する本は、リッツ・カールトン・ホテルの
日本支社長を務められる方の著書で、その名も
『リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間』
です
この本には、リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーが
誕生からわずか20数年間で世界トップクラスの評価を
受けるようになった理由が書かれています
リッツ・カールトンが最も大切にするホスピタリティ、おもてなしの心。
そして、その実践のために必要なこと。
この本はサービス業に従事する人はもちろん、
リーダーとして人を使う立場にある人、使われる立場にある人、
将来起業したいという夢を持っている人などなど
色々な立場にある人が、それぞれの角度から読んで感じることが
あってとても面白いと思います
私も将来の自分の仕事や、こうありたいという理想像と
照らし合わせて、考えさせられたり、
参考になることがたくさんあってあっという間に読んでしまいました
中でも、リッツ・カールトンのスタッフが肌身離さず持っているという
〝クレド〟(信条)と呼ばれるカードの中に書かれている
「紳士淑女にお仕えする我々も紳士淑女です」
という言葉。
これはホテルマンだけでなく、プロフェッショナルとして働く
全ての人に当てはまるんじゃないでしょうか
堂々とした立ち振る舞いや教養、そして豊かな感性を
身につけること。成熟した人格者であること。
そのことへの近道はなく、ただ毎日の積み重ねの上に
形成されていくものなのでしょう
なんだか、とっても身の引き締まる思いがしました
私もいつかなれるかな
そういえば、パリのリッツ・カールトンでお茶をしたときに
フロントでお話しした日本人女性のスタッフの方が、
笑顔がすごく素敵で、対応も丁寧で親切で
親しみやすくてとても感じがよかったんです
素敵な人だったなぁ