空き地に旗を立てる(1) | 自遊生活研究日記:えばふり

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添田真人がゆるく自由に生きてる記録(旧:戦略バカ)

$スモールビジネス企画屋稼業/人脈ゼロ 知名度ゼロから始めて、小さな仕事を成功させる方法

服部ユキ 
『添田さんー。 今日の打合せで何回も「空き地に旗を立てる」って
 説明してたじゃないですか?あれって、どういう事なんです?』



$スモールビジネス企画屋稼業/人脈ゼロ 知名度ゼロから始めて、小さな仕事を成功させる方法

添田真人 
『ああ、よく「俯瞰で眺めてみると全体像が把握できる」って言うでしょ? 自分の立ち位置と、攻めるべき場所の状況が良く見えるという事なんだけどね』



服部ユキ 
『はい、聞いたことあります。』


添田真人 
『≪空き地に旗を立てる≫っていうのは、
 「誰も住んでいない空き地ならば、いの一番に自分の旗を立て
 そこに住んでしまえ!」って言う話。』


服部ユキ 
『かなり強引な話ですね(笑)』


添田真人 
『ははは、たしかにね。本当にやったらつかまるけども。
 ビジネスも全体を俯瞰で観察すると、
 ぽっかりと空き地が見つかったりするんだよ。』


服部ユキ 
『なるほどー。空き地ってことは、攻め入る隙間って事ですか?』

添田真人 
『そうだけども、もっと簡単に表現すると…
 不足している部分 って事かな。』


服部ユキ 
『不足している?』


添田真人 
『そう、大型書店なのに洋書コーナーが無かったリ
 八百屋、肉屋、魚屋と充実した商店街なのに
 なぜだか就職の米屋が無かったり。』


服部ユキ 
『あ! ありますあります、そういうの!
 それでワザワザ、魚お米だけ買いに別の所に行ったりして…

 本当に不便で、腹がたつんですよね…』


添田真人 
『そういうことだよ。
 空き地というのは≪足りない部分≫なんだね。

 足りなければ、補うだけでいい。
 それで立派にビジネスが成立するんだよ。


 自分が扱いたいものに執着するのもいいけども
 こんな視点からもマーケティングは切り崩していけるんだよ』


服部ユキ 
『なるほどー。 空き地に旗を立てるってことは
 ≪足りないものを、補うビジネス≫を展開するってことですかね。』


添田真人 
『はい、正解。

 じゃぁ、次の問題ね。
 たとえば…、ほら今走ってるこの道路
 中古自動車屋さんが乱立してるでしょ? この理由はわかるよね?』


服部ユキ 
『あえて競合が多いところに出店する。同じような店が増えることで
 車を探しているお客さんも集まりやすくなる…って事ですよね。』


添田真人 
『そうだね。 さらには、競争原理が働くから
 車の価格が安くなったり、サービスが良くなったりと
 お客様にとっては良い状況になっていくんだけど…

 ユキちゃんだったら、ここで商売するとしたら何をする?』


服部ユキ 
『え? ここでですか…?』






つづく