昔、新札幌のサンピアザ地下一階にYESそうご電器という家電量販店があった。店先にデカいテレビが置いてあってレーザーディスクのコンテンツを流していた。レッドツェッペリンの映画を頻繁に流していたので中学生の頃、その前を通ると立ち止まって最後まで観てしまっていた。ジミーペイジが棒を振り回してアクションしているシーンとか出鱈目なペンタトニックで彼しか弾けない変なフレーズに痺れていた。


いつも通り、学生服でボーっとジミーペイジのアクションを見ていると、店員の兄さんが話し掛けてきた。「ツェッペリン好きなの?」「はい」「ギターやってる?」「はい」その後、ギターの話を一通りするとリーリトナーのレーザーディスクを流してくれて「良いでしょう?」と感想を求められた。あまり好きではない旨を伝えると残念そうな顔をしていた記憶がある。


その後、歳を重ねるにつれてフュージョン系、ジャズ系のギターも聴いたり、ジャズギターを習うようにもなった。ラリーカールトン、ラリーコリエル、ジョンスコ、メセニー、ジムホールなど好きになった。結局、ススキノでギターを弾く事になるわけだから、その頃の音楽への情熱は、それなりだったんだろう。ただ、今も、その時もリーリトナーに何も感じないんだよね。なぜだろう?親戚の銀行員のおじさんに似ていたからか?なんとなくのニヤケっ顔が嫌いなのか?ギターのトーンやフレーズに個性を感じないからか?ファーストインプレッションって重要だね。きちんとリトナー聴いてみるよ。