こんにちは、先日エボのフロントホイール交換を承りました。
キャストホイールからスポークホイールにカスタムです。
ただ、お客様が持ち込んだのは、ツインカム用の純正ホイール（ロードキングクラシック？ヘリテイジ？）でした。
とりあえず、ブレーキディスク～ブレーキディスク間の幅は、同じで、まあ何とかなるだろうと。。。
ベアリングは、１インチ径のアクスルシャフト用でしたので、３／４インチ用に入れ替えすればOK。
なにげに、テーパーローラーベアリングからシールドベアリングに進化しました。ツインカム用ホイールですので。
問題の、インナースリーブも欲しい長さの３／４インチ用が運よく店に転がっていたのでサクサク作業が進みました。
１番の問題、ドライブギアユニット！
もう削ったあとですが・・・！（削った表面は、あとでもっときれいにしてあります・・・）
ツインカム用のホイール（ディスク）は、スピードメーターの取出しがないですからね。
ベアリングが結構外側まで出てくるので、カラーの部分を削らないと、ユニットがちょうどいい位置に収まりません。
適当（いい意味）に削って、合わせる。
削りすぎたら、ユニットが奥まで行き過ぎてローターボルトに接触してしまいます。
削りが足りないと、ユニットの爪がローターに届かないし、ホイール自体のセンターがずれて、ディスクがキャリパー本体と擦れてしまいます。
ちゃんと測ってやらないとマズイデスヨ・・・！
まぁ削りすぎたらシムで調整すればよいですが。
パーツ点数は少ないほうが良いですから。
削りカスは最後にきれいに洗浄して取り除きます。
ユニット内にごみが入ると寿命がかなり縮むと思いますので。
そして、うまいこと出来たら、ディスクに切り欠きを。
ちょっとだけなので、ペンシルタイプのリューターで余裕です。
装着！
これで、もうあとは難しいことはありません。
フロントは、アクスルシャフトの突っ込み具合である程度ごまかせるので、ユニットの反対側のカラーの寸法は、まぁ、センスで。
完成！