sodehonhdのブログ -15ページ目

sodehonhdのブログ

ブログの説明を入力します。



2013年式ワイドグライドのウインカー移設を行いました!

普通、ウインカーの移設なんてなんてことないのですが、最近のハーレーは電装系にBCM(ボディーコントロールモジュール)というものを使っています。まぁ、今更な情報ですね・・・

ソフテイルは、2011年から
ダイナは2012年から
スポーツスター、ツーリングモデルは2014年から
V-ROD、ストリートは、すいません知りません。

以前は、TSM(ターンシグナルモジュール)、TSSM(ターンシグナルセキュリティモジュール)というものを使っていました。主に、ウインカーの制御、セキュリティ関係を担当する装置でした。

で、です、BCMになってなにが変わったの?っていうとCANバス(コントロール・エリア・ネットワーク)システムの採用です。それによって守備範囲も広くなっていますよ、たぶん。

CANバスとは簡単にいうと(じつはよく知らないけど・・・)一本の配線で電気信号によりいろんな制御ができます・・・えーと、うまく解説できません・・・

具体的にいうと、今回の2013FXDWGの左右のハンドルのスイッチボックスには、各4本しか配線がつながっていないんです!しかも細い配線!

普通、例えば左のスイッチボックスだったら、
①ウインカー、ホーンの電源
②ウインカーの出力
③ホーンの出力
④ヘッドライトの電源
⑤ヘッドライト ハイ
⑥ヘッドライト ロー
⑦クラッチスイッチ
⑧クラッチスイッチ

と8本もの配線・・・古い車両でも6本は必要です。それなりの太さのが。

というように、BCM採用によりかなりの量の配線が削減されています。

ハンドル周りの配線もスッキリです。

ヒューズも、かつては10数個だったものが、今は3個くらいじゃないですか。

BCMは頭が良いので、配線がショートすると勝手に電気を遮断して回路を守ってくれます。

まぁ、そんなこんなでいいことずくめかと思われますが、ばってん、物事には、得るものあれば失うもの有りです。

あ、結局は解決できるんで基本いいことばっかりです。ちょっとカスタムや故障修理に戸惑う程度。

で、本題に戻りますと、メインハーネスからハンドルにウインカーの配線がきてないんです。(スポーツスター除く)

電気信号をスイッチボックスで読み取って、そこからウインカーにズドンと電気を流してるんですねー。

ですからウインカー配線はスイッチボックスからちょこっとだけ生えているだけなんです。

初めてこの状況に直面したとき僕は、そのちょろっと出た配線を延長し、スイッチボックスに戻しハンドルの中を逆に通し、移設先に持っていきました。

正直、めんどくさい作業でした。

この方法しかないと思っている方もいるんじゃないでしょうか?

安心してください!

移設用の配線ありますよ。

ソフテイルなら右側タンク下、ダイナならフレームの中から引きずり出してください。

移設用に使ってくださいと言わんばかりにカプラーが遊んでますから!

ただ、これで終わりじゃないです、移設作業完了後、ウインカーを点灯させると・・・

インジケーターだけハイフラー!!


って、ああああ、ブログ書いていてペヤングのお湯を捨てるのを忘れてました。



のびて大盛になってます。

これはまずい・・・

ハイフラの解決策は次回で!!