「認知症の兆候か?」

 

 

親の物忘れがひどく、見聞きしたことを忘れて、同じことを何度も聞く!

親のこんな様子、不安になりますね。

 

誰でも歳をとれば記憶の衰えはあります。年相応の物忘れなら心配ないのですが‥。

 

認知症の疑いがあるのは‥‥

〇ひどい物忘れで同じことを繰り返し聞いてくる。

〇これまで出来ていたことが出来なくなっている。

 

そして‥‥

具体的には下のような変化が認知症の目安です。

〇今、電話で話していた人の名前が思い出せない

〇何度も同じことを言ったりたずねたりする。

〇財布や鍵の置忘れが増え、いつも探し物をしている。

〇大事な財布や通帳、印鑑などを盗まれたという。

〇片付けや計算が出来なくなった。

〇新しい事が覚えられない。

〇お店で支払いをせずに商品を持ち帰る。

〇テレビ番組の内容が理解出来ない。

〇何かを説明しようとしても、話のつじつまが合わない。

〇ゴミ出しの曜日を間違える。

〇慣れた道なのに迷うことがある。

〇少しの事でも怒り出す。今までになく頑固になった。

〇ひげを剃らず、服装にかまわなくなった。

〇自分のミスを人のせいにする。

 

こんな状況が見えたら、医師の検査と診断を受けましょう。

 

ご家族の協力が必要です。

検査と診断に備え、親の日常生活で「なんかおかしい‥‥」と感じられる行動をメモしておきましょう。

これを医師に伝える事が正確な診断に繋がるのです。

 

 

本人が受診に抵抗がある場合‥

 

「高齢者が受けないといけない健康診断だから‥‥」

 

こんな説明をされ、検査に同行されるご家族もおられます。