親が"認知症”になったら‥②

 

名古屋で暮らす息子が、連休を利用して半年ぶりに実家に帰って来ました

 

玄関口の新聞受け。4~5日分の新聞が束になっています。

その下には配達されたままの新聞が重ねて放置されています。

これまでキレイ好きで、人一倍整理整頓に口うるさかった母親でした。

そんな母親は父親の死後、一人で実家に暮らしています。

 

これまでとは違う家の様子。玄関にまで配達されたままの荷物が積み上げられています。

 

玄関口から、息子は郵便受を覗きます。

郵便受の底。数枚のチラシの下から、電気代の支払い督促通知が…。

 

「お母さん、督促状だよ。銀行カードか通帳と印鑑出してよ!急いで振込みしてくるから‥」

無いんだよ

「あっ・・、銀行の通帳ね。探したんだけど無いんだよ。いつもタンスの中に置いてるのに……。盗られたんだよ、きっと‥」

 

認知症はいきなり発病するのではなく、徐々に進行します。

他人との接触がなく、言葉を交わす事も無いと早く進行すると言われます。

 

「ここに置いていた鍵がない。」「暗証番号を忘れた。」「財布を盗られた。」「誰かに嫌がらせをされてる。」

 

物忘れに併せて、こんな言葉が多くなると認知症の初期である可能性が高いです。

 

認知症は周りの人が早めに気づき、対応を考える事が大切です。

上の例では、離れて暮らす息子一人ではなく、兄弟姉妹と話し合いが必要です。

親の介護疲れが原因の悲劇がニュースで報じらる事も珍しくありません。

行政窓口では、具体的な対処を教えてもらえます。

一人で抱え込まない事が大切、親の介護は状況に併せて多種多様です。

 

〝自分の終活”と〝親の介護” 

「老い」は人にとって自然なことです。向き合って取り組んで行きましょう。

 

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「親の終活 どうする?」

今後、避けては通れない現実ですね。お気軽に無料相談会にお越しください。