親が"認知症”になったら‥‥

 

「お父さん、最近物忘れがひどくなったみたい・・」

「ほんとやな。それに居間がすごいことになってる。ゴミ屋敷みたいで足の踏み場もなかったよ。」

「それに真夏なのに、革の冬物コートを着て出かけているようだし・・。」

 

もう、10年位前になりますが、久しぶりに家内の実家を訪ねた家内と私。

 

変わり果てた実家の様子に、こんな言葉を交わしました。

 

川西市北部の住宅地。ニュータウンとして開発された当時は大阪や神戸も通勤圏。

自然と調和したニュータウンとして人気がありました。

 

ご近所も30歳~40歳前後のご主人がおられるご家庭が多かったのです。

 

きれい好きだったお母さんが亡くなって3年。

玄関先から荷物が散乱。実家は大きく姿を変えていました。

 

「そろそろ、お父さんの介護 考えないとダメみたいだな。今度兄弟で話し合ったら?」

「そうだね・・。このままじゃダメだわ。」

 

帰りの能勢電鉄。駅のフォームの上で行く末を思案する家内と私でした。

 

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「親の終活 どうする?」

今後、避けては通れない現実ですね。お気軽に無料相談会にお越しください。