「エンディングノートって不吉?」

 

のっけから結論を言いますが、遺言書やエンディングノートがあるのと、無いのとではご家族の苦労が全く違います。

 

悲しみの中、お寺さんや親族との打ち合わせ。葬儀が終わっても直ぐ35日・49日がやって来ます。法要準備に時間がいくらあっても足りません。

 

そして役所へ手続きも大変です。

 

〇年金受給停止手続きは速やかに

〇健康保険・被保険者資格喪失届は5日以内

〇死亡届は7日以内

〇世帯主変更届・国民健康保険資格喪失届は14日以内

〇後期高齢者医療・介護保険の死活喪失届も14日以内

〇相続放棄・限定承認・預貯金の名義変更や解約・不動産の名義変更登記等を3ヵ月以内

〇被相続人の所得税申告が4か月以内

〇準確定申告税の申告は10ヵ月以内

 

こんな風に、死後の手続きは時間との闘いっていう部分があるのです。

エンディングノートに個人情報の記録があれば、ご家族の手間も時間も半減できます。

 

ですが、エンディングノートを作成されている方はたったの5%。遺言書の作成率は10%前後。それより少なくほとんどの方が途中で投げ出され未作成です。

 

では、とても貴重なぜエンディングノート。なぜこの作成を躊躇われるのでしょうか?

 

「エンディングってタイトルも暗くて不吉だ」

「市販のエンディングノートを買おうとは思わない。自分には項目が立派過ぎる‥‥。」

「財産整理や知人の連絡先はいいとしても、末期治療への希望、そして葬式や墓への欄がメインなのはなんか嫌だな‥‥。」

 

こんな声が聞こえます。

エンディングノートって隠れて一人で作るイメージがあります。

 

その上、自分の死に際しての事柄が中心なら敬遠されるお気持ちも分かります。

 

 

行政書士という仕事柄、「遺言書」の作成サポートをします。

ですが、「遺言書」を 【遺された家族に迷惑をかけない為に作る‥】

 

こんな風に考えたら作るの億劫になりますね。

少なくとも私はそうでした。

 

こんな私ですが、昨年 自分の「遺言書」を作りました。

子のいない夫婦ですので、家内の為と、割り切ってやってみました。

 

「最低限の義務は果たしたよ!」 

 

こんな気持ちになりました。なんか肩の荷が下りた感じです。でも………。

 

「もっと気楽に 楽な気持ちで 出来ないかな?」

 

 

「自分や家族の将来について 想いを膨らませて楽しみながら‥」

こんな捉え方が出来たらもっと関心を持ってもらえるのでは?

 

こんな考えから グループでワイワイ作成する<エンディングノート>

 

子や孫のサプライズに<秘密のBOX> を企画しました。

 

先日、川西市役所での新聞記者対象発表会でお披露目しました。

 

 

今後、わくわく作成体験会を開催します。

「面白そうだな!」と感じられた方 是非、体験会にお越しください。

 

「エンディングノート」「秘密のBOX」体験会

 日時:8月13日(日曜日)午前10時~12時45分

 会場:アステ川西市民プラザ6階 ROOM1 川西能勢口駅すぐ

 参加:無料 ご予約はいぐち法務行政書士事務所ホームページから