先ほどまで中学生にクライミングの指導してましてそれが終わりました。
クライミングはチンパンできれば登ることができるわけではないのですが、まだどうもそのあたりがわかっていないようです。
登り方にある程度の正解があります。もちろん絶対にその登り方ではないといけないわけではありません。
リーチ、体の柔軟性、得意・不得意なムーブなど人によって様々ですが、ある一定の解があります。
それを如何にして見つけ、その方法を自分の体で再現できるかです。
つまり頭もかなり使います。力で劣っているのであればなおさら頭を駆使して省エネで登る、そこにこのスポーツの楽しさがあると思うのですが…。
目の前のホールドにとりあえず力任せに飛びつく始末です。
本日はあらためてオブザベーションの仕方を解説しました。
これで5回目です。本人たちは初めて聞いたと言っていますが、五回目です。
オブザベーションとは登る前にそのルートを観察し、手順、足順などを頭に入れるための作業です。
オンサイトトライにおいてそのルートを一撃で完登できるかどうかはこのオブザベーションの能力が鍵です。
そのルートの核心部をどうこなすか?そこまでどうやって体力を温存して登るか?
お勉強できるならこの辺りは得意ではと思いましたが、5手も覚えられないようです。
だいたいインドアのルートであれば20手~25手程度です。何回も登っていれば覚えてしまうレベルです。
学校でも家でもペーパーテストのお勉強ばかり
勉強しかしないってホントにアレなんだなと改めて実感しました。
指導する立場の者としてはどうやって登らせてあげるかをこれから考えなければならず
頭が痛いです。