不思議と町にいて休んでいるよりも山にいてカラダを動かしているときの方が体調が良い


結局小屋の雪下ろしも3時に最寄りの駐車場に到着し、準備をして出発した。

気温はマイナス10度近く、雪が降っており、風はやや強かった。


周辺の林道はいつもなら除雪されているのだが、直前に降り積もったものに関してはされて

おらず、1.5時間の到着の予定が3時間かかってしまった。


小屋に着いた時には日が昇り始めていた。


いつもなら小屋が見える位置に着いた時に違和感というか嫌な感じがした。

あるはずのない小高い丘があり、小屋があるはずの場所に小屋が無い。

よく見ると少しだけ建物の部分が見えていた。

あまりの雪の多さに小屋がそのものが埋まっていた。


小屋に着いたのが6:30でそこから雪かきを開始し、雪かきが終わったのは17:00だった。

作業後半に差し掛かるころ運よく小屋の雪がずりおちてくれたおかけげで作業がだいぶ短縮された。


仕上げを後輩たちに任せ私は、30分ほど周辺の散策と購入したばかりのスノーシューの性能を

確かめていた。


誰もいない白銀の世界の中一人沈む夕焼けを堪能していた。











- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

猿倉の駐車場で車は泊り、車内泊

コンコンと窓をたたく音がするので起きると


会ったことのない女性が私に手を振っていた。

寝ぼけながらも車からでる。


初めて交わした言葉はおはようではなく、初めましてとよろしくだった。


彼女はキャンパスの校舎が異なったため入部しても1ケ月会うことのなかった先輩だった。


この時なんて切り返したかは覚えていないがこれが私と師の出会いだった。