インドアクライミングジムでの久しぶりのトレーニング
スポーツクライミングは数か月ぶりにした割には前回登れなかった課題が
満身創痍の状態で登れたりと一定の成果がありました。
おそらくは、沢登りでの外の岩(滝)を登るうえでの登攀技術が少しずつですが
全盛期時代に戻ってきているのではと感じました。
私はクライマーという言葉が好きではなく岳人というくくりの方が好きです。
あえていうならアルパインクライマー
そして、クライミングよりも登攀という言葉を好んで使用します。
ボクシングのことを昔は拳闘といってたのと似たものだと思います。
ザイルをつけて誰かに確保して登ること自体久しぶりであり、気が楽でした。
最近のフリーソロは落ちたら当たり前ですが地面までまっさかさまです。
10m~20m程度ですが、よくて大けが運が悪ければ死にます。
そう思うとなんだからひどく気楽でした。
そして、しっかりとしたホールドにスタンス、途中落ちても確保されているので恐怖もない。
後輩達に教えることになりインドアに通う回数も多くなり、フリークライミング能力も
高くなりましたがその代りメンタル面がかなり弱くなっていたことを実感していました。
単独行におけるフリーソロ
岳人として至高のスタイルであり、そして究極でもあるこのスタイル
自分はもう極限のトライはできないけど今の体でできる限りの限界に挑戦したいと思い
再度始めた沢登りの単独行
自分の臆病さと怖さに向き合い続かなければならないこのスタイルにおいて
自分を律することが何よりも求められます。
その一つの要素としては、当然フィジカル面で強いことが挙げられます。
自分が否定的であっても能力が高くて困ることはないのでトレーニング
なんだかんだ言いつつも登ることそれ自体は好きです。
高いところが好きなものですから
「○○と煙は高いところへ」って言葉が本当なら私は間違いなく○○です。
連休まであと3週間で、夏休みももうすぐ
一回一回の山行をこれからも大切にして行きたいと思います。