ここ最近ずっと山行スタイルが沢登りばっかだけど、そもそも沢登りを
初経験したのは高校2年生の夏だった。今から11年前である。
地下足袋にわらじの昔ながらのマタギスタイルで白神山地の
簡単な沢を地元のマタギさんにガイドしてもらったのがキッカケだった。
泳ぎながら山を登るそんなスタイルに一瞬で魅了されてしまった。
高校卒業してからは大学山岳部で登攀技術、レスキュー技術、読図・ナヴィゲーションetc
自然で生き抜く上で求められる技術を習得するために情熱のすべてを捧げた時間だった。
いつの間にか活動が岩や雪主体となってたけど、10年したらまた1周した。
また、沢を再開して気づかされたことがあった。
アルプスや森林限界を超える岩稜系のルートには詳しいけど、低山に全然詳しくない自分
がいた。
アプローチから下山ルートの選定までありとあらゆることを自由に選べるこのスタイルは
凝り性な自分にとってピッタリだった。
今はまだリハビリを兼ねて比較的簡単なルートしか遡行してないが、梅雨が明けた時期から
本格的に活動再開をしていきたいと思った。
勿論カラダのこともあるから数年前までしていた無茶はできないけどその代わり技・知に
比重を置いた内容のある活動をしていけるのではないかと感じている。
今週もきっと雨さえ降らなければどっかに行くんだろうなって
次は泳ぎがメインの場所にしようと思いこれから準備をするのであった。