ノドの奥に小骨が刺さりまくったが、おおむね良かった朝ドラ「舞いあがれ!」の話 | めっしゅの靴下が物を申したり申さなかったり。

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倉敷クイズ会や某クイズ団体関係者の閲覧や、軍師気取りやスーパーバイザー気取りでの一方的な説教を生き甲斐とする輩の閲覧を堅くお断りしております。
ていうか、ここの文言の意味すら理解できないくらいの知能や人格を持った方の閲覧を禁じます。てか来るな。

 

  ★本題に入る前のちょっとした小話。

 

 

 

 統一地方選が始まりましたな。岡山でも県議会選挙市議会選挙があってまぁ街宣カーとかやかましいなぁとは思うものの、私が立候補しても街宣カーとか流すだろうから、まぁそんなもんかと思うしかない。もちろん私が立候補する確率は今後も2万%無いんだけどね、やるとしたら盛大にやりたいよね。

 

 旧世代の政治をもう一度党めっしゅの靴下でございます!自民55年体制が崩れて以降新しいことが正義と言わんばかりの政党が多くて困りますな。実際見て見たらそんなフレッシュな面々って訳でもないのに!新しい日本を~だの国民が主役~だのチョロい看板が多い!私はそんな虚飾には頼りません。令和になった今こそ輝かしい昭和を!バブル絶頂の勢いこそ大事だと考えております!余った内閣官房費を賭けた年末麻雀?結構ではございませんか!談合で税金がダダ洩れ?まぁ仕方ないことですよね!首相が芸者に対して指三本を出して「これでどや?」と肉体関係を迫った?皆さん!英雄色を好むという言葉を知りませんか?彼は英雄なんですよ。政治の内容で判断しましょうよ!さぁ昭和の輝かしい政治をもう一度!私はそう願っております!旧世代の政治をもう一度党めっしゅの靴下!めっしゅの靴下をどうかよろしくお願いします!

 

 って言って周りてぇなwまぁ岡山駅前でこんな演説やらかしたら比喩的な石どころかリアルストーンが飛んできそうで怖いけどwあと「これでどや?」でお馴染みの宇野宗佑元首相ですが、政治で判断も何も在任日数短かったからなぁ。てか元々竹下登内閣がロッキードと消費税導入でグジャグジャになって竹下元首相が退陣したはいいが、次に据える首相(自民党総裁)を選ぶ際に有力どころがロッキード事件で身動きできなくなっていて、のっけからワンポイントリリーフ感あったあたりでの「これでどや?」だったからなぁ。正直政治で判断とかそれ以前の話になってしまって。でも、宇野元首相って女性問題で失脚した結果、在任日数が69日だったのは最高に面白かったwもう覚えやすい覚えやすいw当時高校生だったから特にwww

 

 

 あとそうそう、nintendo3DSeSHOPが終わりましたね。約12年間お疲れ様でした。あ、3DSに関しては思い入れが強すぎるんで別日のブログにて。

 

 

 

  ★朝ドラ「舞いあがれ!」が無事終わりましたね。

 

 

 

 最後2週間はとんでもない駆け足で走り抜けた感想も無くはないが、最後はいい感じで終わりましたね…。んー。でもね。なんかどうにも引っ掛かる部分があるというか何と言うか…。最後がどうとかって言うより途中で(※特に脚本家が切り替わったあたりで)キャラ設定やその他諸々がびみょ~に本当にびみょ~にバグってた感があってねぇ。

 

 

 まず「あれ?」って感じたのが、航空学校に入ったあたりでなんかちょっと舞のキャラが空気読めない感がチロチロ出て来て、まぁそれは若いからそういう面も出そうと思ったのかも知れないが、航空学校卒業したあたりから色々グニャってなってくる。リーマンショックの影響で内定していた航空会社から1年延期という謎の扱いが発生し(当時も入社延期ってのはあったとは思うが、取り消しじゃないんや…)その1年でお父ちゃんが急死し、お父ちゃんが社長をしていたネジ工場会社IWAKURAも存続の危機に立ち、社内が混乱する中でお母ちゃんも会社を畳むと発言し、その中でダダっ子の様にIWAKURA経営続行&立て直しを叫び始めて「あれ?舞ってこんな空気読めへん子やったっけ…?」ってなり、しかも内定が1年延期してた航空会社も蹴ってIWAKURAで働く!と言いだし、もうなにがなんだかわからん状態に。てか高い金払って入った大学も1年で辞め、更に高い金がかかる航空学校に入ってパイロットの資格も得たが、パイロットの職には就かず実家の町工場の再建ってもうなんだこのグネグネうねりまくった展開は。パイロットになってその賃金から親なりIWAKURAを助ける方が近道だと思うが(※まぁ舞の兄ちゃんがそこはツッコんではいたが…)なんか頭の中はIWAKURA存続100%人間にヒロインの舞が急に仕上がってしまって、しかも航空学校在学中から付き合ってた柏木とはパイロットを諦めた時点で破局。それは最高に意味わからんかったなw諦めたんはパイロットのみであって、なんで別れたん?てか両者共に「パイロットじゃなくなったから別離は仕方ないね…」みたいな謎の共通見解がいきなり発動。あそこはマジで意味わからんかったな。てか2022年の年末まではそこそこ普通に話が進んでいたのに、年が明けてから片っ端からちゃぶ台ひっくり返す展開の連続はわけわからんかったし、「結局、航空学校編ってなんやったん?高い金払って入った大学を1年で辞め、これまた高い金払って航空学校に入ったけど、それら全部蹴って『IWAKURAの工場助けるんやー。他は全部見えてへんねやー。』という耳から手を突っ込んで喉元に中々抜けへん小骨を刺しまくる展開って凄いな。いやまぁドラマだから学費とか関係ないやろとかそういうんじゃなくて」っていう謎感想を残す始末に。

 

 

 そこから舞によるIWAKURA再建&繁盛物語になるのだが、まぁそこから数年は工場の為に頑張るんだけど、途中から(舞台である)東大阪の工場全体を活性化させたい!その為に新会社を設立したい!」更にぶっ飛んだ路線変更を主張。いやタイトルが「舞いあがれ!」やけど舞いあがりすぎやろwてか母ちゃん割とスッと認めたけど、あれは天野春子やったら「アンタねぇ、これで何度目だと思ってんの?」って冷めた目線で言われるヤツやろwいやぁ凄かったなぁ。その新会社(こんねくと)も企画やアイデアで東大阪の工場全体を繋いで発展させるという異常に難易度が高いコンサル企業をIWAKURAの子会社としてスタートアップし、序盤ちょっと失敗があった程度で後は何があったかわからないけど肝心なトコを略してどうやら上手く行ったみたいというもう本当に謎展開再発。いやまぁそこが話のメインではないとしても、あんなコンサルのプロもいない上に難易度高めな起業が特に理由もなく成功したことになっており、更に言うとね、御園さんって居たやん?元新聞記者なんだけど異動させられそうになったから舞ちゃんの会社(こんねくと)に入るわっていう、たまたまホームに停車していた特急列車に特急料金無しで乗り込んだようなことやらかした人がいたんだけど、こんねくとに入る前は記者と会社員だから御園が舞いにタメ口&お姉さんポジなのはわかるんだけど、舞が社長のこんねくとに入社して以降もその口調とポジションを続行させて、どっちが社長だかわからない展開に。御園がこんねくとに無くてはならない戦力としての表現があればまだわからなくもないが、特にそういった場面も無い。色々バグりまくった展開が続いたが、まぁ最終的には良かった………のかなぁ………という、キャラや設定がバグった際の喉の奥に刺さった小骨が抜けないまま最終回を迎えた。もちろん前期AK朝ドラの100倍は面白かった。てかアレ、進む先に見え見えの落とし穴が無数にあるんだけど、上の空で歩いてるもんだから片っ端から落ちまくって各方面に迷惑がかかるってベタベタな展開が第3週から最終週までずっと同じ感じで続いてたからなぁ。最初のウチは「あーあー落とし穴にハマってもうたわwまぁそういう展開もあるわなぁ」って感じなのだが、それがただただひたすら続くと「もうええから前向いて進もうや…」ってなるわな。

 

 

 今回の脚本家が替わる度にキャラ設定や展開がバグるのはなんで起きたんやろな。結構謎なんだけど。まぁ全体的には良かったけど、最終話の感動的なシーン見ても途中でノドに刺さった小骨が取れないまま見ると感動も半減するわなぁ。航空免許を取った理由も最後の最後らへんでドラマツルギー上必要なことだったのだろうが、変な逆算したなぁ。そのへんがどうにもモニョるというかなんというか。

 

 

 

あまちゃん再放送絶賛放送中! \(`jjj´)/ 

 

 

 

 再放送なのに毎回トレンド入りし、トレンド1位も複数回ある異常事態。いやぁ凄いわ。てか実際面白いのよ。で、私がここで「あまちゃん面白いよ!見てみて!」って繰り返し言う理由は、他の朝ドラの中にも名作と呼ばれる作品はたくさんあるが、面白い上に、普段朝ドラやドラマを見る習慣がない人でも苦も無くスッと入っていける軽快さがあり、それでいて過疎の町の重い問題だったり、それにまつわる大人の欲望等諸々関わっていく、ペンキで雑に塗ったように見えて実は極彩色で描かれたドラマだったりするんよ。

 

 

 え?もう6話まで進んでるんじゃないのかって?だ~いじょーぶ!まっかせて!日曜日の朝9時から1週間分6話(15分×6回)が放送されるので、まだ大丈夫!面白特急はまだギリギリ乗れるよ!さぁ録画するのだ。そして半年経って156話全部見た後でこう思うのだ「もう1回アタマから見たい」って。

 

 

 そういや、聖子ちゃんカット有村架純はかわいいねぇ。てか前回の舞いあがれ!でも52歳の永作博美が回想シーンで聖子ちゃんカットしてたが、全然違和感ないのすげぇな。カムカムエヴリバディで当時48歳の深津絵里18歳から80歳まで演じてたのも凄かったが、永作博美もエグいくらい若かったな。いやぁ凄い。てか舞いあがれ!の海で生きるヒロインの祖母の祥子さん(演:高畑淳子)と聖子ちゃんカットのめぐみ(演:永作博美)のやりとりは、あまちゃんの夏ばっぱ(演:宮本信子)春子さん(演;小泉今日子)みたいだったと当時でも話題だったが、やっぱ似てるなw

 

 

 

 

 まぁ、今回はこんな感じで。(-_-)ノ