そういや高校生クイズが今年もなんとか日程を変えてやるんだとか。まぁ今年はたぶん桝アナの最後の年だろうし、やんないと色々マズいんだろうな。
私は今となっては競技クイズ絶対滅びろマンとなっているが、高校生の頃はクイズ大好きで高校生クイズにも参加してて、高1~2まではMC留さんで、高3の時に福澤さんに替わったのだが、なんとなく留さんはまだまだウルトラクイズや高校生クイズを続けてくれるものだと当時思ってたものの、日テレを辞めてウルトラや高クイも司会交代することになって、その節目になるとはなぁ。そして留さんが10回で卒業したのがちょうど良かったのか、福澤さんもラルフ鈴木も10回(10年)毎で司会交代することに。てか21回でラルフに替わったのは軽くショックだったな。福澤さんのMCが好きだったのもあるけど、ラルフは私より学年1コ下なんだよね。子供の頃から憧れてた高校生クイズのMCが年下になる。もー俺もそんな年齢になったのかと。まぁ学年1コ下って言っても生年月日で言えば1か月しか違わんけどな。
https://ch.nicovideo.jp/socks_of_MESH/blomaga/ar563102
第10回高校生クイズの地方予選に参加して1問で落ちた話
https://ch.nicovideo.jp/socks_of_MESH/blomaga/ar564680
第11回高校生クイズの地方予選に参加して1問で落ちた話
そんでもって本題、ゲーム規制条例の話です。まぁえらい話をブチ込んできたものよな。結論から言うとゲームを規制する目的は子供を見下して私の手で束縛したくて、青少年の健全育成は美名なんじゃないかと思ってるし、そう思ってる人は多いだろう。とりあえず、ゲーム規制条例に関するサイトや動画をいくつか紹介。
https://www.youtube.com/watch?v=rKU94ddbkMc
KSBで放送されたゲーム規制特番
KSBのゲーム規制条例特設サイト
https://www.youtube.com/watch?v=MN2xrFaOO5g
AFEEのゲーム依存対策オンライン勉強会
途中で上記サイトや動画でも指摘しているが、条例も微妙に書き換えた上に「罰則がないから!罰則がないから!」などと「おならじゃないのよ!」くらいのテンションで言い出したが、罰則がないならなんでそんな条例を無理くりやらかす必要があるのかと思うが、ある種ヒロイックな倒錯なんだろうなぁ。「私の提案する通りに子供が育ったらそれはもうキレイキレイな青少年が出来あがるんだ!ゲームはそこそこに香川県下全ての青少年が学業にスポーツに全力を投入してくれる!そしてこの香川県発信の素晴らしい条例を全国へ!」っていう女神転生で言えば極LAWな思想を法治国家の中で色々すり抜けすり抜けでやってきたのが今回の騒動なんだろう。もちろんすり抜けすり抜けってのは誉め言葉ではない。非公開会合が数度あり、議事録も残さず、ゲーム規制条例は後日色々文言を変えてきて甘々だったくせに、パブコメ閲覧については厳しく連帯責任、審議時に「パブコメで賛成多いし、賛成でええやん」と速攻で打ち切って後日には議論は煮詰まってたとかテケトー言い放つわ、やりたい放題。
そもそも、この大山一郎という人物は過去の発言ではゲームに対する憎しみをこれでもかと語っている。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kawamurameikou/20200419-00174085/
https://ides.hatenablog.com/entry/2020/02/14/170311
https://ides.hatenablog.com/entry/2020/02/15/152514
ゲームをすれば前頭前野が退化して、善悪の区別もつかないし、社会に適応出来ないから正社員になれる訳もなく、ニートが多いし、ニートってそんなんばっかり。だから対策を取らないと!などと発言してるが、ほぼほぼ違法ドラッグやないか。それが本当なら全てのコンピューターゲームは日本から追い出さなきゃなー(棒)ていうか、ゲーム規制条例で騒動になってる時にもコレを全力で主張すれば良かったのに、なぜか青少年の健全な育成とかゲームを規制するものではないなどと万人受けしそうな緩い言葉ばかりを使うようになったのか。本音と建前(美名)と言ってしまえばそれまでだが、健全な青少年とは何なのか、大山一郎が求める健全な青少年とは何なのか。そこに触れていきたい。
まぁ私には子供がいないので、自分の子供にはこうなってほしい!とかこれが健全な青少年のボーダーラインでそこは超えてほしい!とかそういう感情が薄いので実感はわかないが、偏差値はともかく高校を出て働いて自立していて、誰にも迷惑をかけずに、弱い者いじめもせずに、誰か1人を集団で囲んで貶めたりせずにいてくれれば健全な青少年のボーダーラインだと思うのだが、細かい境界線は人に違うだろう。人によっては大学出てないと人として認めないという環境の家庭もあるだろうし、聞いた話でしかないから本当かどうかはわからんが、医者の家系の子供で有名大学の医学部に合格しないと認めてくれないなんてのもあると聞く。もっと言えば以前ねほりんぱほりんのハイスペ婚の女の回に出てた女性は東大以外は人ではないとかのたまっていた(※言った本人は東大じゃない)。まぁ個々人が勝手に思う分には他人がどうこう言える話じゃないし、大学行ってないと~とか有名大学医学部じゃないと~が当たり前になってる家庭環境の所も、その家の秩序や体系を守る為にあるのならそれは他人がウカツにどうこう言う話でもないのだろう。もちろん、その教育方針が常軌を逸していて体罰やネグレクトに繋がる場合は話は別だが。
ていうかね。健全な青少年も本音と建前とあって、例えばテレビの街頭インタビューで「あなたが思う健全な青少年の最低限のボーダーラインってなんですか?」なんて聞かれて「東大に入ることを言うザマス。そこが最低限ザマス」とか「有名な企業に入ることやで」とか「藤井聡太みたいに10代から活躍する子ですわ」とか言い出す人はそうそういないだろう。言うてもごまかしごまかしに「やはり健全ってことは学校の成績もそれなりに…」とか「運動の方でもそこそこ…」程度だろう。上記のような妄想を抱いていても表向きそんなん言う人はまずいないし、本音と建前が自分の中でハッキリしてればまだいい方だが、その本音と建前がクロスオーバーしてる人とかだと非常に厄介だよね。簡単に言うと「あなたの為に言ってるのよ!理解して!そして言う通りにして!」などとあなたに対する苦言であり、あなたの間違った所を直す為に言いたくないことを言ってるのよ!って雰囲気だけは善人っぽいけど、その要求は自分のエゴに満ちてる的な話。家庭や町内や職場等どこにでもいる人種である。
例えばね、子供に勉強してほしい母親が居たとして、子供に「勉強しろ!勉強しろ!ここで頑張るとあなたの未来に繋がるのよ!」ってしこたま連呼して子供の成績を伸ばそうとしてるんですよ。まぁ成績が伸びたら子供の将来の幅も開くだろうから、そら間違ってはいないんだろうけど、じゃあその母親が外で何を言ってるかっていえば「あら、オタクのお子様は中間テストで学年100位でしたの。ウチの子は学年70位でしたのよ。いやでも子供の価値は成績だけじゃ決まりませんものね。オホホホホ!」とか言ってたら話は違ってくるし、その近所の子に自分の子が負けた時に特に勉強しろの圧が高まればそれは理由が違うのだろうが、その親から子への言葉は「あなたの為を思って~」だろう。自分の欲望の美名と言っていい。
とは言え、人間だから見栄もあれば虚勢だって張りたくなるし〇〇には人として勝っている!とか〇〇には絶対負けたくない!みたいな感情が生まれるのは仕方ないのだが、程度問題だよね。上記の子供を所有物としてか見てないけど、表向きは私はあなたのことを思って愛のムチを振るっているのよ!とか言い出す我欲が突き抜けた教育ママまで行けば誰の目にもOUTだと思うが、家庭内のことだからまず表には出てこない。
あと、我が子に優秀な成績を取ってもらって近所親類に自慢したいってのと逆のパターンもあってね。ウチのオカンがそうなんだけど、「私がいくら言っても聞かなくてね~。私は適切なアドバイスをしてるけど全然聞かなくてね~。困った子でね~。」と我が子が実際にした愚行や成績の悪さに加え、してもいない愚行やダメ出しまで山ほど引き合いにして「賢い母親と言うこと聞かない困った子」を印象づけようと必死ってのもいる。代理ミュンヒハウゼン症候群というヤツである。後で聞いた話だが、私は高校生になってまで自分1人の判断では何もできない常にオロオロしている超絶愚鈍な子という設定だったらしいwこの結果近所親類が私と母親の関係性を先の賢い母親と愚かな息子だと信じ込んでしまって別の地獄を呼び寄せたのだが、それはまた別の話。
で、そんな中で香川県議会ネット・ゲーム依存症対策議員連盟会長・大山一郎のHPでは「また現在でもなお大変危惧すべき状況下にあるのは、本条例の本質が誤った解釈で伝搬されていることにあります。本条例はあくまでも「依存症対策におけるルール作り」であり、ネットやゲームそのものを禁止するものではありません。それは、条例検討委員会や記者会見においても繰り返し県民の皆様にご説明申し上げてきた通りであります。」などと依存症対策だから!依存症対策だから!これはゲーム規制じゃないから!ってゲームは1時間までってのは禁止じゃなくても規制だろうよどう見ても。しかも1日何時間以上やればゲーム依存症になるなんて証拠はどこにもないし、後から出てきた議会側の資料には「ゲームをする時間が多い程成績は落ちてる!やっぱ規制しなきゃ!」とかあったけど、それは成績の話であって病気や依存症とは別の話だよね。ゲーム規制条例でいくら「青少年の健全育成」「ゲーム依存症対策」なんて言ったって大山一郎やその取り巻きの歪んだ認識と県下の子供を自分の矯正器の中で育ってほしい強欲の美名にすぎないよね。そしてこの騒動を目の当たりにしても香川県知事は「イメージダウンに繋がらない」とか言ってるし、少なくとも数年はあの県議会はまともに機能しないんだろうな。
あとね、ちょっと前にあげた大山一郎のゲーム憎し過去発言リンクを見てると若者差別とも取れる発言があるんだけどね。
https://ides.hatenablog.com/entry/2020/02/15/152514
これね。
「ニート・フリーターとちょっと話してみたのだが、今のニート・フリーターは我々の時代感覚と違った感覚を持っていて」って、そりゃそうだろう。今は今で違う価値観構築してんだから。それにしてもちょっと話してみたって何人くらいとどのくらい話してみたんだろうな。そしてそこからその我々の時代感覚と違った若者が、まったくもって社会に適応できる訓練を受けておらず、基本的に自分の意志では何もできないダメダメな子でその原因はゲームのやりすぎによる前頭前野の退化である!ってあるけど、ゲーム脳とかいうトンデモ本以外で論拠を出してくれよ。そしてこんなあやふやな話が通る程に香川県議会はザルなのか?
あと今のニート・フリーターの感覚はダメダメで我々の時代感覚はOKってかなり無茶苦茶な話だと思うんだがね。ニート・フリーターに限定していつつも言いたいことは「今の若者はなってないな。ウチらの世代より劣る」だよね。そうじゃなきゃ「我々の時代感覚」なんて言葉は出てこない。もうこういう事言い出す輩に政治の中枢に居させちゃダメだって。そもそも大山一郎って昭和34年生まれなんだけど、大山一郎が高校大学の頃って暴走族が全力で社会問題になってたし、70年代の学生運動って内ゲバやリンチがエスカレートして酷かった頃だと思うのだが、あの頃の学生の時代感覚ってのはそんなに正しかったのかい?
http://www.blackemperor.jp/history/nenpyo/
参考資料:ブラックエンペラーHPの暴走族年表
ていうか、「我々の頃に比べて今の若者は~」ってのはあっちこっちから聞くんだけどね。まぁ便利な言葉だよな。我々の頃と今とが数十年の時間があって、その時間に何があって劣ったって説明もなく俺は偉くて若者はバカだからお辞儀しろとか相当頭の悪いことを平気で言えるんだから。
もっと絞って話していこう。例えば昭和49年生まれの私が令和2年の若者を昔と違って愚かだと言ったとする。じゃあどこからどこまでが愚かじゃなかったのだろう?どこからが愚かになったのだろう?内戦や戦争が起きて識字率が下がったりでもしたのか?どこかでカクンと知性が下がる要因でもあったのだろうか?それとも当時と現在という点を結ぶ線をなぞるように落下していったのか?そしてその論拠は何?その昔とやらはどんだけ偉かったの?って疑問が普通わいてくるはずが、そのへん全部割愛しての「昔と違って今は愚か」だなんてこんなバカバカしい話も無いと思うのだが、言ってくる中年や老人は割と多い。今だって事件を起こしたり醜態を晒す若者はいる。じゃあ昔はそんなのが居なかったのか?いない訳ないよね。いるんだよ。そしてそう言ってる中年・老人も若い頃は相当に愚かだったはずなんだけど、そこがすっ飛んでるだけだよね。ただ単にプライドが高いだけだ。
あとコレは逆も真なりで、若者が「バブル世代は楽な世代だったから~」とか「団塊の世代は~」とか言うのも、過去の世代を貶さないと自尊心が保てないとかいうアレな行為だからな。そしてそんなこと言う若者が20年40年経つと「今の若者は~」とか言い出すw前後の世代を貶さないと現代社会の中での立ち位置が見つからないというクセがいつまでも続くパターンと言ってもいい。若者なんて基本愚かなんよ。今の世代もちょっと前の世代もウチらの世代もその前の世代も団塊の世代もみんな。車が好きとかブランド物が好きとかポケベルが好きとかパソコンが好きとかソシャゲが好きとか嗜好に変化はあるものの、それは世代間優劣ではなくただの時代の流れでしかない。てか若者が未熟さがゆえに中年や年寄りをどうこういうのはまだともかく、自分らの世代の若い頃の愚かさや自分の愚かさとかを通り過ぎて尚その結論は中々痛いぞ。
ちょっと話が逸れたが話を元に戻す、さっきの仮の話の中で内戦や戦争が起きて識字率が下がったから愚かだって書いたけど、そんな理由で若者が愚かになったとするならその内戦を起こした連中や携わった連中に原因があってそこに怒るべきだし、じゃあ別の要因で愚かになったと仮定した場合、その原因はなんなんだろうね。昔の連中の教育がなってなかった場合はどう説明するつもりなんだろうね。その教育には俺は関係ない?じゃあ誰がやったんだい?現在の若者が愚かとするなら本来憎むべきはその原因になるはずが若者にぶつけるのは何故だ?あとゲームで前頭前野機能が低下するというトンデモ理論は論拠に値しないのでそれ以外で。
最後にもう1つ。これも大山一郎の過去の発言の話なんだが、
https://ides.hatenablog.com/entry/2020/02/14/170311
これの最後の方ね。
ゲームが原因で人が狂暴になった!だからゲームを規制しないと!とか言って、更にその発言の後で拍手がわくという気色悪い議事録が残ってるんだが、ずいぶんバカな話もあったんもんだな。ゲームじゃ一撃で死ななかったとか言い出す17歳は確かに異常者だが、他の殺人事件の犯人の趣味がゲームとパソコンだった、犯人はホームページを作るほどのパソコン依存症だったって、お前は平成初期の宮崎勤事件からのオタクバッシングをもう1度起こしたいとでも思っているのか?趣味がゲームとパソコンってだけで異常者扱いという差別心の強さと、自分の代に比べて若者は劣っているという偏見。そのズレまくった感覚で若者を「ゲーム依存症対策・青少年の健全育成」の美名の下で自分の思うままに規制したいとしか思えないんだが。この男は危険だ。ほとぼりが冷めたらまた手を変え品を変え似たような法案で若者を縛ってくるのだろう。そして全国の似たような歪んだ認識で若者を縛りたい自治体議員が調子こいてマネをする。次の選挙で落とさないとマズいが、次の満期での香川県議員選挙って3年後なのな。3年後になったらまたしれっと票と集めて当選して同じことするんだろうな。ていうかゲームじゃ一撃で死ななかったとか言い出す17歳は確かに異常者だが、たった1人の異常者のケース(※もう2例あるにはあるけど、趣味がゲームとパソコンってだから何?って話だよね…。てかコレ、乱雑に散らかりまくった宮崎勤の部屋を撮影する時にわざとアニメ雑誌・OUTを一番上に置いて撮影して、アニメファンの異常さを誇張しまくった当時の極悪マスコミと大差ないだろ。)を現代の若者例として大きく取り上げてその異常者に合わせてルール決めようとか人間としても政治家としてもいろいろおかしい。全部偏見でしかない。てか学生運動や暴走族で暴れまくった人を大山一郎の世代の代表格で色々おかしかったって言われたらどうするつもりなんだ?そしてキレる老人問題が数年前から噴出してるが、その例を挙げて老人の行動を規制しようぜって言われたら賛成するのか?そういや先の殺人事件の原因がゲームやパソコンだとしたら、70年代の学生運動の内ゲバやリンチ、暴走族による暴行殺人事件の原因はなんだったんだろうな。優れた時代感覚ゆえの暴行や殺人だったのか?
まぁ、今回はこんな感じで。(-_-)ノ
https://togetter.com/li/1454680
おまけ。棘の条例批判ページ
四国新聞もエグいなー。四国新聞のテレビCMは岡山でも流れてるけど、さわやかなCMとは裏腹にエグいことやってんのな。てかゲーム依存対策で縄跳び大会って頭わいてんのか。いやね、縄跳びって遊び自体は素晴らしいとは思うよ。でもね、ゲーム依存のカウンターバランスを担えるとか、縄跳びで身体を動かしたらテレビゲームやらないとかそういうパッパラパーな理屈で突き進んで、しかもナントカ大賞までよく受賞したもんだなwやっぱ健全な青少年育成ってより自分の望む矯正器具付き青少年を作りたがってるとしか…。