新しい「市民型公共事業」に関わろう-アサザ基金(1)
ブログ訪問ありがとうございます。
ソーシャルデザイナーの鷹野秀征(たかのひでゆき)です。
今日のテーマは、
会社人が”社会人”になる3×1の方法
2.社会的な事業に参加する(社会活動)
1) 寄付やボランティアで参加する、です。
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NPO法人アサザ基金の代表理事・飯島博さん。
私の尊敬する『ソーシャルデザイナー』です。
以前からGiveOne
でもお付き合いがありますが、
社会起業大学オープンセミナーでのお話は圧巻でした。
(参加者はラッキーだったと思います)
「100年後に霞ヶ浦にトキを戻す」というファンタジー。
社会をデザインするとはどういうことか。
そのエッセンスをご紹介します。
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アサザ基金は知る人ぞ知る先駆的な事業型NPO。
1995年から霞ヶ浦の再生に取り組み、延べ20万人が参加する
アサザプロジェクトを主導しています。
*アサザは霞ヶ浦に自生する水草で、再生のシンボルです。
どこが先駆的かというと、様々な人や組織の巻き込み方と、
事業モデル(ソーシャルデザイン)の視座の高さです。
アサザプロジェクトに参加する人や組織は、
小学生、学校、地域住民、自治体、国、土建業者、
漁業者、農家、地元企業、大企業など、多種多様。
飯島さんが創る「場」に次々に引き寄せられ、
繋がりの中から当初誰も信じなかった成果が生まれています。
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■ よみがえれアサザ咲く水辺
・小学校の環境教育で護岸がコンクリートからアサザに変わる。
(小学生、親、先生、土建業者、企業、流域市町村、国土交通省・・)
■ NEC田んぼ作りプロジェクト
・耕作放棄地で社員が環境教育の一環でお米を作り、地酒ができる。
(農家、企業、社員、造り酒屋、お酒を飲む人・・)
■ 湖がよろこぶ野菜たち
・外来魚の魚粉を肥料にした野菜がスーパーで売れる。
(流域市町村、漁業者、農家、スーパー、消費者、企業・・)
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霞ヶ浦の再生を軸として、多様な課題とニーズを有機的につなぎ、
それぞれが参加しやすく、かつ継続する仕組みが、見事にデザインされているのです。
そして、関わる人が皆「100年後のトキ」の夢を共有して
心の繋がりを持てるのが何とも素敵ですよね。
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飯島さんは活動の手がかりを見つけるために、
日本一長い霞ヶ浦の湖岸1週250Km!を歩いたそうです。それも4周!
そして、お宝を発見。それが水草のアサザでした。
そこから活動が広がっていった秘密は 「子ども」「物語り」「場を開く」。
次回に続きます。
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関連リンク
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■ アサザ基金 ホームページ
http://www.kasumigaura.net/asaza/index.html
■ 飯島博さん インタビュー(Whose real is it?)
http://whosereal.causepark.jp/social_entrepreneur/post_241.html
■ NECホームページ 田んぼ作りプロジェクト with アサザ基金
http://www.nec.co.jp/eco/ja/management/education/tanbo/index.html
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2010年9月27日(月) @ソーシャルウィンドウ オフィス