『和菓子のアン』 by坂木 司
商店街育ちの杏子は、高校を卒業したばかり。
好きなことは、「食べること」
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特に勉強したいわけでもなく、やりたい仕事があるわけでもなく、
「バイトでもしようかな~」なんて思っていたとき、
ふらっと立ち寄ったデパ地下の和菓子屋さんで、求人広告を見つけます。
和菓子屋さんでバイトを始めた杏子は、
個性的な店長や従業員のもと、和菓子について学んでいきます。
この小説の魅力は、ほのぼのとしたストーリー展開のなかに、
和菓子の歴史やお菓子の名前の由来がちりばめられていること。
季節を彩る生菓子(練り切り)には、暦にあわせた物語があるんです。
普段、何気なく食べている和菓子ですが、
歴史や物語を描きながらいただくと、いつもと違う味わいになるのかもしれません。
もっともっと和菓子について知りたくなる、学びたくなる、
そんな楽しい小説でした
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和菓子の世界は、実に奥が深そうです
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