ソチルのブログ -12ページ目

ソチルのブログ

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8月15日の午後12時くらいのこと
天気がいい

病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することもないから君とだべっていた

「でもまぁ夏は嫌いかな」
猫をなでながらキミはふてぶてしく呟いた
鳴呼逃げ出した猫の後を追いかけて飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機

バッと通ったトラックが君を轢きずって鳴き叫ぶ血飛沫の色君の香りと混ざり合ってむせ返った嘘みたいな陽炎が「嘘じゃないぞ」って嗤ってる夏の水色掻き回すようなセミの音に全て眩んだ

目を覚ました時計の針が鳴り響くベットの上今は何時?8月14日の午前12時過ぎ位を指すやけに煩い蝉の声覚えていた

でもさぁ、少し不思議だな。同じ公園で昨日見た夢を思い出した「もう今日は帰ろうか」道に抜けたとき周りの人は皆上を見上げ口を開けていた

落下してきた鉄柱が君を貫いて突き刺さる劈ぐ悲鳴と風鈴の音が木々の隙間で空廻り夢みたいな陽炎が「夢じゃないぞ」って嗤ってる眩む視界に君の横顔笑ってるような気がした

何度世界が眩んでも陽炎が嗤って奪いさる。繰り返して何十年。もうとっくに気がついていたろ。こんなよくある話なら結末はきっと1つだけ。繰り返した夏の日の向こう。

バッと押しのけ飛び込んだ、瞬間トラックにぶち当たる血飛沫の色、君の瞳と軋む体に乱反射して文句ありげな陽炎に「ざまぁみろよ」って笑ったら実に良く在る夏の日のことそんな何がここで終わった

目を覚ました8月14日のベットの上少女はただ「またダメだったよ」と一人猫を抱きかかえてた