今日は、実は自転車にいたずらで、チェーンのカギを掛けられてしまいました。




今回で、同様のいたずらが2回目だったので警察に相談にいったんです。




最初に対応に出た警察の人は、僕の自転車の置き場所が悪いんだと強弁してきて、なぜかまともに取り合ってくれませんでした。




最終的には、いろいろと何度も説明しているうちに、刑事課の刑事さんのところへ回してくれて、そこで、きちんと話をきいてももらって対応してもらいました。




最初に、対応してきた警察官の人には、何をいってもどういうわけか信じてもらえなくて、本当にキツかった。




被害にあったのに、なぜか僕が犯人なのかのように何度も説教されるというきつい状況でした。正直なんで相談に行っただけなのに、こんなことになるのが意味不明な状況ではありました。




きっと取り調べってもっときついでんしょう。




正直、次に対応してくれた刑事さんが普通に話を聞いてくれるというだけなのに、ものすごく安心してしまっていました。とにかく最初の人は何を言っても、否定してくる感じでした。嘘なんてついてないし、ありのままの状況をつたえているのに。




今回の出来事では、もし自分が弁護士になって警察の人と折衝することなる場合を考えさせられました。





刑事さんの中で何らかの結論が最初の時点で決まっていると、最終的に結論に向かった断固とした行動だけが一貫してとられてしまう。一切の信頼関係の構築を拒絶する態度。警察組織には、もしかしたらそういう部分もあるのかもと思わされました。普通に、生活していると、短い時間にしろ、何らかの信頼関係を構築しようと努力していくわけですが、信頼関係の構築が拒絶されてしまう局面というのもあるんだと思いました。



そういう中でも、依頼者が悲惨な状況にならないように、なんとか警察と交渉していかなければならない。刑事弁護をすることになるならば、取りつく島のない態度をとられても、粘る忍耐力とか、説得する力いりそうです。




弁護士になれなければ、今日の経験は単なる不快な経験でしょうが、もし弁護士になれるのならば、警察に相談する被害者の立場が意外とつらいことがあるっていうことがわかる貴重な経験をできたことになります。