ご無沙汰してます。



4月1日から、平日は予定通り、過去問を起案しています。



強制力がない中で、自分一人で時間を測って解くのは精神的にかなり疲れます。



ですが、毎日起案していると、日に日に答案がよくなっていくのが実感できて、



疲労の一方で、充実感もあります。



毎日起案をする際には課題をもってやっているのですが、



司法試験に向けて最終段階にある今は、三段論法、文章の読みやすさ、字のきれいさに意識を集中しています。



それ以外の大きな課題としては、後半の問題に時間を残す時間管理の仕方です。



ちょっと考えを整理したいので、時間管理について思ったことを書いてみます。



答案構成後の前半は、争点とポイント見抜いてコンパクトな記述を心掛けないと後半の問題に時間・スペースを残せません。思っているよりも実際に書ける分量は少ないからです。



大体、実感としては1時間10分~20分経過時に、検討事項の後半に入らないとバランスの良い答案はかけないです。



答案構成にかかった時間ごとに記述の中間点を考えてます。



例えば30分で答案構成が終わる場合、残り90分は記述に使えるので、



予定している点数の半分を45分の記述時間で獲得することがバランスのよい時間配分です。



そうすると、記述の中間地点は1時間15分ですが、途中答案を避けるために、終了5分前に記載を終わらせることを目指す場合には、前半の時間を5分圧縮して、中間地点を1時間10分に設定することになります。



また、答案構成に40分かかる場合には、書く時間が80分となります。



この場合中間地点は1時間20分になります。この場合も、途中答案防止の観点から5分間を目安に、前半を圧縮すると、中間地点は1時間15分になります。



今度は、答案構成に時間を取られて、50分かかった場合はどうでしょう。



この場合は、残り70分で書くことになるので、中間地点は、1時間25分になります。

やはり、前半を5分圧縮すると1時間20分ころには中間点をむかえることになります。



そうすると、大体1時間10分~20分の経過時に、中間点を過ぎるので、



それまでに総得点の半分をもぎ取る強い気持ちが必要になってくるということですね。


答案構成の時間がどうであろうと、1時間20分を過ぎて前半の問題を書いていることは時間管理の失敗を意味します。



時間管理は、油断するといとも簡単にミスりますから、



分量や時間など様々な側面から失敗しないポイントを作っていき、意識しないでもできるように身に着けていきたいと思います。



また、気が向いたら書きます。