不合格以来いろいろな合格者の方に意見を聞かせていただきました。
正直言って、みなさん色々で、
真逆なアドバイスを受けることもかなり多いです
(毎日書いた方がいい、書くのはいらない、百選解説まで読む、事案と判旨のみでとめる、過去問やりこむ、やらなくても受かる等)
その方法論のすべてが結果に結びついているわけなので、
どれも正解ということになるでしょう。
問題は、自分がどれを採用するのが、
自分がゴールへたどり着くのに最適なのかということです。
散々論文問題数をこなしてきた僕が、
ひたすら書きまくるアウトプット重視の戦術を今年取ったとしても、いい結果が出ることがないでしょう。
じゃあ、インプットをということで、
知識をひたすら詰め込んでも、60点の答案は書けるようにはならないと思います。
結局短答のスコアがまた少し上がって、論文は50点どまり、数科目でしくじると
また落ちるという状況になるだけ。結局運頼みの状況からは脱却できない。
じゃあ、アウトプット、インプットどちらもだめ。
それなら手の打ちようがないじゃないか、ということになりそうですね。
そもそも、インプット、アウトプットと分けて考えること自体が、
勉強法の偏りを生むんだと思うのです。
両者はやはり不可分一体。
論文答案を作成することを徹底的に意識して
知識を習得取得することができてない。
論文の問題を前にしたとき、出来合いの論証部分を除いては、
ゼロベースで論文を組み立てなければならなくなり、時間を食う。
その結果枚数が減って書き負ける。
もちろん、アウトプットすることを意識して知識を入れるなんてことは、
前からやってました。
でも、徹底度が足りない。
常に、知識をいれるときは、論文の書き方、合格答案を意識して入れる。
より徹底的に。
そうすれば、答案構成速度、記述速度は上がる、量は増える。書き負けない。
これは、結局多くの合格者の方が言っておられるところではありますが、
自分の合格への近道はここにあると思います。
書くことへの意識が不十分なまま、ずさんな理解、知識を増やすと
勉強時間が無駄になるどころが、勉強すればするほど点数が下がることにもつながりかねません。
そこで年内は、シビアに記述を意識した正確な知識把握に集中します。
LECセミファイナル模試で結果が出せなかったら、また次の手段を考えます。