国際がん研究機関が大腸がんのリスクが18%増加するといった食品

6.7キロのトイプードルと中学生の息子2名、40代夫婦一家5人で東京に住んでいます。
コロナ前までは栄養士として働いていました。手軽なレシピ、生活に役立つ情報を投稿しています。

先日業務スーパーで沢山ウィンナーを購入してきました。

でも、ウィンナーって添加物が気になる、、、

IARC（国際がん研究機関）の調べで、加工肉をたくさん食べることでがんリスクが上がることがわかり、ハム、ソーセージは「がんになりやすい商品群」である「Group 1」に分類されました。

参考：Q&A on the carcinogenicity of the consumption of red meat and processed meat (who.int)

「毎日継続して1日当たり50グラム摂取するごとに、大腸がんのリスクが18%増加する」

また、ショックなことに、、、、『牛肉、豚肉、羊肉（ラム、マトン）、馬肉、山羊肉などについても、、、

加工肉ほど強い証拠が見出せませんでしたが、関連があるとすると、毎日継続して1日当たり100グラム摂取するごとに、大腸がんのリスクが17%増加する』と。

なので鶏肉や魚、卵、大豆などでタンパク質をとる日をあえて設けなければいけませんね。。。

肉に含まれるヘム鉄は発がん性のあるニトロソアミンの生成を促すそうです。

加工肉に含まれる添加物とは

　一般的なハム、ソーセージに含まれる添加物は、

①保存料、防腐剤、着色料などであるリン酸塩
②調味料として使われるアミノ酸
③発色剤の亜硝酸ナトリウム

添加物を減らす方法

①まず、ウインナーの表と裏の両面に 3、4か所の切れ目を入れます。切れ目を多く入れれば入れるほど、添加物が溶け出す量も多くなります。

②次に切れ目を入れたウインナーをお湯で1分煮立てます。

これが添加物汁ね。

添加物はどのぐらい減少？

亜硝酸塩は熱湯で30秒ゆでると40%に減少するそうです。

_pdf (jst.go.jp)

これは茹でてから使うにこしたことない！ですね！！

ところで、添加物が悪者！のように思われるかもしれませんが、添加物は身を守るためでもあるというお話もさせてください。

元々なぜ食肉に添加物が含まれるかというと、

亜硝酸ナトリウムは色をよくするだけではなく、食中毒を引き起こすボツリヌス菌を抑える機能があります。

ボツリヌス食中毒は原因食品を摂取してから、6時間から10日間、通常18時間から48時間で発症し、

典型的な臨床症状は、眼瞼下垂、複視、嚥下障害、構音障害等の脳神経障害で、怖いのが意識は清明で、感覚障害はなく、重複感染がない限りは通常発熱はない。そして、麻痺だけがすすむのだそうです。

脳神経麻痺から病状が進むと、弛緩性および対称性の麻痺が、頸部、肩、上肢（上腕から前腕へ）、下肢（大腿から下腿へ）の筋肉へ及び咽頭筋の麻痺による気道閉塞と、横隔膜および呼吸筋における麻痺が呼吸機能障害を引き起こせば、挿管が必要になり、症状が1か月以上続き、回復にはリハビリテーションを含めて1年程度かかることもあるんですって。

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