サッカーフィクション小説+ウイイレ
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Dream Dribbler 1

第1話   〈キックオフ〉




「よしっ!サッカーやるぞ!!」

休日の田舎の山奥の学校のグランドに元気な声が響き渡った。


数人の少年がグランドでボールを蹴り始める。



「サッカーもいいけど・・受験は大丈夫なの大ちゃん?」

めがねをかけた少年が輪の中心にいる少年に話しかける。


「受験か・・まあなんとかなんだろ。よし!サッカーサッカー!!」

「ダメだ・・・こりゃ・・・」

少年にはめがねの少年の言葉は届かなかったようで、サッカーを始める。



ここは山奥の小さな中学校。人数も少なく、団体競技の部活をやるのは厳しい。


ましてや11人も必要なサッカーなど部活で出来るはずもなかった。




「よ~し!いつものやるぞ!」

一人の少年がグランドの真ん中に立ってボールを足で止める。


するとゴールの前に先ほどのめがねの少年が、そのほかの数人がゴール前を固める。



「よ~し・・・今日もジュース・・・・頂きっ!」

そう言って少年はボールを蹴りだした。



少年に数人のディフェンスが寄ってくる。



(よっと・・)

少年は軽くボールを横に蹴りだし一人かわす。


(それっ・・・)

蹴りだしたボールを先ほどと逆方向にすばやく切り返しもう一人をかわす。


(ほらよ・・)

少年は左足の踵と右足のつま先でボールを挟み、勢い良く上に跳ね上げる。

ディフェンスを横から抜いて後ろに回りこみ落下地点に入る。



「今日は負けね~!!」

一人のディフェンスが突っ込んでくる。



『チョン』

落ちてきたボールを左足の外側でもう一度上げ、ディフェンスの頭の上を通す。


少し右斜め前に飛ばしたボールに追いつき、ボールが宙に浮いている状態で右足を振りぬく。



『ザシュ・・』

ボールは勢い良くゴールに吸い込まれ、ゴ-ルネットを揺らした。


ゴールキーパーをやっていためがねの少年は頭を抱えてしゃがみこんでいる。




「ゴ~ル!!木下 大輔!見事なボレーシュート~~!!また俺の勝ち~~!」

ゴールを決めた少年は嬉しそうに走り回っている。



木下 大輔 キノシタ ダイスケ

15歳

卓球部所属(幽霊部員)





「また今日もジュースだな!」

大輔がそういうとしぶしぶ少年たちはジュースを買いに行った。

少年たちがジュースを買って帰ってくる。大輔がジュースを飲もうとした時だった。




【待ちな。】

どこからか聞こえた日本語じゃない言葉にみんなが振り返った。


そこには茶髪の少年が立っていた。見た感じ同い年のようだ。




【じゃあお前に勝ったらそのジュース貰えるのか?】

「ジュースほしいのか???」

大輔は何を言っているのか分からず、頭が混乱する。

茶髪の少年はジュースを指差している。


大輔はメガネがアメリカに暮らしていたのを思い出した。



「メガネ!!こいつ何て言ってんだ?英語分かんねえんだよ。」

「大ちゃんこれ英語じゃないよ!イタリア語だ!イタリアにも居たことあるから少し分かるよ・・・何か大ちゃんに勝ったらジュース貰えるのか?って言ってるよ?」

「おいおい・・・さっきの見てなかったのかよ?マジで言ってんの?」

大輔が呆れ顔で言うと、茶髪の少年は上着を脱いでボールに足を乗せる。



【やんのかやらないのか。どっちかにしろよ。ビビッてんのか?】

茶髪の少年が大輔の顔を覗き込む。



「えっと・・・その・・」

メガネは訳すべきか訳さないべきか迷っている。


「何か俺を馬鹿にしてんのはわかった・・・かかって来いよ。」

【おっ?やる気になったか?よし、じゃあそこのメガネ。さっきみたいにキーパーやれ。ディフェンスは俺一人。いいな?】

茶髪の少年の指示通りにメガネが動く。


(なんか仕切りやがってムカつく。)

茶髪の少年からボールが転がってくる。


(ぶっ倒す・・・!!)

大輔が大きくボールを蹴りだし、ドリブルを始める。



横にボールを少し蹴りだしてかわそうとするが、茶髪の少年を振り切ることが出来ない。すぐさま逆に切り返すが、振り切れない。


(ちっくしょ~・・・)

大輔は左足の踵と右足のつま先でボールを挟み、勢い良く上に跳ね上げる。


(“ヒールリフト”か・・・)

大輔はいつもの様にディフェンスの後ろに回り込もうとするが、茶髪の少年に体を入れられ上手く回り込めない。



【はい。おしまい。】

茶髪の少年は落ちてきたボールを足で止め、口元だけ笑みを作ってグランドの真ん中に向かった。



【じゃ・・・俺の番・・】

少年は軽くボールを蹴りだした。


(ふざけんな・・・ふざけんなふざけんなふざけんな!!ぜって~止めてやる!!)

大輔は腰を落とし構える。


少年がドリブルして来て距離が縮まる。



(もらった!!)

大輔が先に動く。


(!?)

大輔の目の前で一瞬少年の背中が見えてから、少年が消える。

ゆっくり振り向くと自分の後ろを少年が走っている。



(そんな・・・大ちゃんが・・・止めなきゃ・・・止めなきゃ・・)

「わあああ~」

『チョン』

少年は突っ込んできたメガネの股の下を軽く通す。


ボールはコロコロと転がり、ゆっくりゴールネットに当たった。



【俺の勝ちだな。】

少年は置いてあったジュースを持ち上げ大輔の方に見せながら笑った。




【何をやっている!!】

どこからか聞こえた日本語ではない怒鳴り声にみんなが驚く。

茶髪の少年はびくっとして振り返る。

そこには茶髪の男性が立っていた。後ろには黒塗りの車が止められている。




【父上・・・】

金髪の少年は大輔たちに背を向け歩き出す。



「待て!!もう一回勝負だ!」

大輔が少年の背中に向かって叫ぶ。



【うるさいな。何言ってんだ?まだやりたいのか?だったらてめえが来い。俺は海の向こうでサッカーやって待ってるよ。ま、来れたらの話だけどな。】

少年は馬鹿にしたような笑みを浮かべて車に乗り込んだ。ドアが閉まり、車が走り出す。



「何て言ってたんだ?」

「勝負したいなら海の向こうで待ってるって・・イタリアリーグに来いってコトかな?」

「上等だ・・Jリーグでも何でも行ってやる!!」

「大ちゃん!!Jリーグとイタリアリーグはぜんぜん違うよ!!」

「さっきの外人・・・・どっかで・・・」

仲間の一人がなにやら頭を抱えている。








【勝手に居なくなるんじゃない。飛行機に間に合わなかったらどうするんだ。】

【すみません父上・・・】

【サッカーをしていたのか?】

【はい。あのお父様・・・今シーズンで限りでイタリアに戻れるんですよね?】

【ああ・・どうしても帰って来いというからな・・俺はずっと日本に居てもいいんだがな。いきなりどうしたトト?】

【いえ・・・何でもありません。】


少年はそう言って窓の外を眺める。


(やっと・・・家族一緒に暮らせる・・・!!)


サルヴァトーレ・ロッシ

15歳 






「思い出した!!」

仲間の一人がいきなり大声を出した。


「な、何だよいきなり!」

「さっきの外人!!アレッシオだよ!アレッシオ・ロッシ!!SC東京のアレッシオ・ロッシだよ!!」

その場に居た全員が黙り込んだ。




「なあ、誰それ?」

大輔が首を傾げて言った。



「・・・・・・えぇ~~~~!!??」

仲間たちが一斉に叫ぶ。その声は学校のグランドに響き渡った。






ウイイレ日記+質問

どーも!アレシャンドレ・ビジャです!!ヾ(@°▽°@)ノ

いやぁ長かった・・・・・ついに・・・・ついにイブラ獲得!!!(*゜▽゜ノノ゛☆


後はデロッシを獲得しますよ!ポイントたまったんで!(o^-')b



今日は我がチームを紹介いたします!(コンセプト等はなく、好きな選手を集めております)

まずフォーメーションがこちら!


サッカーフィクション小説+ウイイレ
前にも言いましたが4-2-4です!!
GK イヴァロフ(初期) 獲得候補未定


LSB クリシ

CB ジェラール・ピケ

CB ヴァレニ(初期) 獲得候補 キッエリーニ ジョン・テリー ファビオ・カンナバーロ

RSB マクスウェル 獲得候補 ザンブロッタ サネッティ


DMF セルヒオ・ブスケツ

DMF パク・チソン 獲得候補 デロッシ バラック ランパード ガットゥーゾ 


中央ST メッシ 獲得候補 トッティ ルーニー

左ST ウォルコット 獲得候補 アルシャビン

右ST アレシャンドレ・パト 獲得候補 デルピエーロ

CF イブラヒモビッチ 



てな感じです!てか・・めっちゃ豪華・・(^▽^;)


なんか白人が多いんでウォルコットのとこと、クリシのとこに白人入れようと思ってます!!

GKはこだわりなくて困ってるんですがエンドウさんが推してるクペ入れようかな??




攻撃はひたすらシュート!!!面白いようにセカンドボールが取れる・・・はず(;^_^A


守備は若干引き気味で、取ったらイブラにハイボール!キープさせて上がってきた左右のSTとイブラで攻撃!!


シュートのこぼれ球をメッシがミドルで決めるのが得点パターンになりつつあります!あとはパト、ウォルコットのエリア侵入からのマイナスパスをイブラが押し込むか、メッシが飛び出してきて決めるのがパターン!!




皆さんの戦術はどんなですか?得意な攻めのパターンなど教えてください!!

後お勧めのDMF、左側サイドのできるSTを教えてください!!





アレシャンドレ・ビジャの気になる選手のコーナー!!!






記念すべき第1回 メスト・エジル!!


サッカーフィクション小説+ウイイレ

今のドイツの鋭いカウンターができるのはエジルがいるのがでかいのでは?素人なりに思う!!

正直エジルのことはあまり知らなかったけど、今回のWカップで一番気になった選手!!

スピードもあるし、パスのスピードとドリブルの技術・・・これは移籍市場は大荒れなのでは?



まあ元野球少年(高校は帰宅部)の戯言なのでお気になさらず・・・

正直サッカー好きだけど知識は皆さんに比べるとほぼ皆無ですのでいろいろ教えていただけるとうれしいです!!(*^▽^*)

オリジナルサッカー小説 Dream Dribbler~始まりのホイッスル~

この物語はフィクションです。作品の中のチーム名、人物は実在する人物・団体とは一切関係ありません。


















サッカー (Soccer)


数あるフットボール、アソシエーション・フットボールないしはアソシエーション式フットボール等と示される、スポーツ競技のひとつである。


他のフットボールと比較して、手の使用が極端に制限されるという大きな特徴がある。


1チームは11人以下でどちらかのチームが7人未満の場合はプレイしない、2チームが敵味方となり、1個のボールを主に足を使って移動させ、自チームのゴールを守りつつ、相手チームのゴールへと運ぶ。相手ゴールにボールが入ると得点が1加算される。試合は制限時間の満了によって終了し、時間内により多くの得点を記録したチームが勝ちとなる。


足以外でも手と腕以外は使って良い。手や腕でボールに触れた場合は反則となる。各チームには1人だけ、ゴールキーパー

というゴールを守る特別な役割のプレーヤーを置くことが定められている。ゴールキーパーだけが、自ゴール前の一定の領域(ペナルティエリア)内に限り、手を含む全身でボールを扱うことを許される。










ワールドカップ・・・・・




各国の代表選手たちが地区予選でしのぎを削り、さらに予選リーグ、決勝トーナメントを通してサッカー世界最強の国を決める4年に一度の祭・・・・・




選手たちはそれぞれいろいろな思いを胸にピッチに立ち、そして勝利、頂点を目指しひとつのボールを追いかける・・・・・


















「後半38分試合終了まであとわずかです!日本代表!この試合に勝たなければW杯への道は絶たれます・・いや~解説の浜田さん!!日本前半PKをもらって村川が決め、早々と先制しましたがこの時間帯に追いつかれてしまいましたね~」




浜田 弘(ハマダ ヒロシ) 43歳




元サッカー選手


現役時代はゴールキーパー以外ならどこでもこなせるユーティリティプレーヤー。


渋い顔と、アグレッシブなプレーでチームを引っ張り。代表キャプテンも務めた。いまだに根強いファンが多い。(ほぼ男性)




「そうですね・・日本のディフェンスにも疲れが見え始めた瞬間に一気にカウンターを食らいましたね。バーレーンは今ので乗ってますから気をつけないと立て続けに・・・」






『バサッ・・・』






「ゴーーーーーーーール!!!日本まさかの逆転を許してしまいました!!後半40分あまりにも痛い失点!!選手たちも肩を落としています!!」












(だめだ・・・)


(終わった・・・)


(もう無理だ・・・)




ピッチの選手の表情が一気に重くなる。






「まだだ~~~~!!!!!」


ピッチに響いた声に日本の選手だけじゃなくバーレーンの選手もびくっとする。






「高山・・」


日本の選手の一人が驚いたままつぶやいた。






「まだ時間ありますよ!!1点くらいすぐ返してやりましょうよ!!」


高山 悠輔(タカヤマ ユウスケ) 25歳


身長187センチ 右利き ポジションCF


今大会初選出のフォワード。


闘志あふれるプレーでゴール前の戦いでもあたり負けない。


前大会はケガで選出されなかったが、名前はぎりぎりまで挙がっていた。


5歳の子供がいる。








「ギャーギャーうるせぇ!そんなもんはみんなわかってんだよ!!死ぬ気でてめえまでつないでやるから・・・おめえはしっかり、ゴールだけ見てろ。」


「村さん・・・ウッス!!」




村川 新(ムラカワ アラタ) 29歳


身長178センチ 右利き(両利き) ポジションOMF


日本の不動の司令塔。三大会連続で代表入り。前大会ではスタメンに定着。冷静なプレーと左右の足から繰り出されるスルーパスが武器。






「なんて面してんだてめえら!!!試合はまだ終わってねぇんだよ!!」


村川の言葉に選手たちの顔が引き締まる。








「浜田さん?どうかしましたか?」


「選手たちの顔が変わった・・・村のやつ何を言ったんだ・・もしかすれば・・・もしかするぞ・・」


「あ・・浜田さんの悪い癖、一人でぶつぶつが始まった・・・おっと日本がボールを奪った!!!」




日本の選手がサイドをかけあがる。






(高山のやつ・・・じゃあしっかり決めろよ!?)


サイドを駆け上がった選手がクロスをあげる。






『ガツガツ』


(ちっきしょ・・・) 




「じゃますんじゃ・・・ねえっ!!」


ディフェンスを背負ったまま高山が地面を蹴って飛び上がる。




(!?・・・そこ!)


高山の頭が抜き出て、ボールを捕らえる。


高山のヘディングはゴールではなく誰もいないゴール前のスペースに落ちる。






「村さぁぁん!!」


高山が空中でバランスを崩しながら叫ぶ。






「上出来だ・・・」






『ザシュ・・・』






一瞬大勢の観客が静まる。








「入った~~~~!!!日本!!!高山が落としたところに村川~~~!!今日二点目~~!!よく走りこみました!!日本後半44分同点に追いつきました!!」












「よく見てたな。」


村川が倒れている高山に手を差し伸べる。




「狙うつもりだったんですけど・・村さんなら走りこんでくれるって思ったから・・」


高山は村川の手を取って起き上がる。




「お前延長行く力残ってるか?」


「はい。って言いたいとこですけど結構きっついっす・・」


二人は小さな声で会話する。




「じゃあ決めちまえよ。俺も延長はもう走れねぇ・・」


そう言って村川は背を向け走っていく。














「ロスタイムも残りわずか・・・延長戦にもつれ込むのか。はたまたどちらかが試合を決めるか。日本が攻める時間的に最後のチャンスか?」






(ちっくしょ!)


日本の選手がミドルシュートを放つ。




『ガン』


ボールはバーに当たり跳ね返る。




「セカンドボール!!」


村川がこぼれ球キープする。




(・・・!!)


村川は一瞬の判断でスルーパスを出す。








(もらった!!)


キーパーと一対一になった選手にディフェンスがつめてきて、ボールがゴール前に転がる。






キーパーがボールに向かって飛び込む。






(勝つ・・・勝つ・・・勝つ!!)


高山がすばやくこぼれ球に反応して突っ込む。








「ゴール前転がる!高山詰める!キーパーと接触~~!ボールは・・・・・・・割っています・・・・ゴールラインを割っています!!!!日本ぎゃくて~~~~ん!!!おっと?高山が立ち上がらないですね?キーパーと交錯して倒れた際にポストに足をぶつけた様子です。今担架で運ばれていきます!」








「ぐ・・・う・・・うあぁぁ!!」


「高山っ!!!」


倒れて足を押さえながら叫ぶ高山の下に村川が走ってくる。




担架で運ばれていく高山を見て呆然と立ち尽くす村川。




「高山のことは心配すんな!!あいつの点・・・後数秒死んでも守りきるぞ!!」


村川が大声でピッチで叫ぶ。












『ピッピッピーーー』




「試合終了!!!日本守りきってW杯への切符を取りました!!」












数日後・・・






とある病院に村川の姿があった。






「ここか・・」


病院を眺めていた村川の服を下から誰かが引っ張る。




「?」


「村川でしょ?握手して~」


小さい子供が村川に手を差し出す。




村川はしゃがみこんで握手する。


するとたくさんの子供たちが寄ってきて握手やらサインなどをねだられ、次第には大人まで来てパニックになっていた。






「すいません~病院の敷地内で騒ぎを起こさないでいただけます?」


「いやっ・・・これは・・あの・・・って高山!!」


村川が困りながら顔を上げるとそこには松葉杖をついてニヤニヤする高山が立っていた。








病室に入ってようやく落ち着いた村川は大きなため息をついた。




「ハハハ!村さんはほんとに人が良すぎるっすよ!!」


ベットに座りながら高山が大笑いする。




「ファンサービスは大事なんだよ!!だから日ごろから・・・ってそんな話をしに来たんじゃない!ケガはどうなんだ?」




村川の問いに高山ニコッと微笑んだだけで返事を返さない。






「おいどうなんだよ!まさか・・・」


「村さん・・結局俺代表で取った点あれだけなんすよ・・・でも決勝点決めた選手がその場で担架なんて、記憶には残りそうですけどね!ハハハ!」


悲しそうに微笑みながら言ってから高山は笑った。






「そんな・・・なんで・・・なんでお前なんだ・・俺ならよかったのに・・なんで若いお前が・・」


「そ、そんなこと言わないでくださいよ!!こ、困っちゃうじゃないすか!それから村さんはみんなの精神的の支えなんだから!」




『ガチャ』


病室に一人の男の子が入ってくる。






テクテクと村川の前に歩いてきた少年は村川に指を刺す。






「泥棒。お父さんのゴール取った。」


「こら大輔!?お前何言ってんだバカ!!あれはお父さんのパスだって言ったろ!落としたの!って落としたって言っても分かんねえか・・・・」


高山が少年の頭叩いてから、頭を抱える。






「お父さんサッカーできなくなったから俺がお前からゴールとってやる」


「ごめんな。おじさんは悪いやつだ・・・」


「ちょ・・・村さん・・・」


村川がしゃがんで言うと、高山があたふたする。






「ほ、ほら!これでジュース買って来い!!」


高山は急いで小銭を出して渡すと、少年はこくりとうなずいて病室から出て行った。






「村さん・・・俺・・・夢をあいつに託そうと思うんですよ。」


「夢・・・・?」


病室の中に一瞬強い風が吹いた。


























「ワールドカップの舞台で優勝して得点王・・・」














































日本代表は健闘虚しく予選リーグ最下位でワールドカップを終えた。






























月日は流れ・・・・・










「大ちゃん!!日本代表の試合始まるよ!!」


「わりい俺自分がやるの以外興味ないから。」


「ええ~~!?」


めがねをかけた少年がグランドでボールを蹴っている少年に呼びかけたが、少年はリフティングしたままさらっと言い放った。






高山 大輔 13歳






物語は開始のホイッスルを待っている・・・・・・・・