地震の恐怖
突然の地震
まさかまさかの
マグニチュード9.0
町は戦争があったかのように
崩れ、燃え、人々を恐怖におとしいれた
一瞬のできごとだった
全てを飲み込むかのように襲いかかる津波がやってきたのは、地震発生からわずか数分
私が住む宮城、気仙沼は壊滅状態に追いやられた
何度も何度も余震が起き、明かりは点かず、水もでない。
初日の夜は火事で空が真っ赤になり煙が街、いや、気仙沼全体をおおいつくした
街に出れば考えられない無惨な姿
夢でもみてるような光景が目の前に広がった
避難所では、寒さをしのごうと、身を寄せ合う人たちの姿
必死に乗り越えようと壁に励ましの言葉を書いたり、声を掛け合い頑張っている姿があった
復旧にはものすごい時間が必要になるだろう
だが、人々の心は癒えるのか?
失ったものは多い
この地震がプラスになる日がくるのだろうか?
私にはわからない