ひとつ家族に謝らなければならないことがあります
それは……
パソコンを壊したのは実は僕なんです。
いや、決してイラついてわざと壊したわけではありません
あれは事故だったんです
それは、話せば長くなるんですが……
いつもの日課でYouTubeを見ていた時です。
突然、あら大変マウスを動かしても矢印くんが動かなくなったのです
線が抜けたのかと思ったのですがマウスの裏の光は目にナイフで何回も突き刺すほど眩しい光が僕を襲ってきました
僕は哀れです
気づくのが遅すぎたのです
それは、いわゆるフリーズというやつです
シャットダウンしようにもキーボードも使えないしマウスも動かないので電源切れません
そして気付きました。
そうか、コード抜いてしまえばいいんだ
その甘い選択が命取りだったんです。
コードを抜いたあとまた電源をつけるとなにやら見たこともない英語の羅列。
しかし英語ができない僕でもギリギリ訳すことができました。
エラーが起きています。
電気が身体中に駆け巡るとはこのことです
怖くなったぼくはすぐさまその場から逃げ去りました。
そして自分の部屋逃げ込み、布団の中で何時間も謝り続けました。
その翌日隣の部屋から悲鳴が鳴り響いたのでなにくわぬ顔で見に行くと兄貴が干からびた声でこう言いました。
「バソコンが付かない」
真っ先に疑われのはぼくでした
ここでほんとのことを言ったら刑務所行きだと恐れたぼくは
「俺もさっき電源押したら付かなかったんだよ」
とすぐばれるウソをついたらまさかの兄貴の返答
「そうなんだーそりゃしょうがないな」
平気でうそをつく僕
その言葉を信じる兄貴
越えられない壁があると実感する
兄貴は全て僕の上をいく
スポーツも出来て女の子にも不自由したことがない
対して俺はスポーツそこそこ女の子の前になるとあがってしまう。
改めて兄貴のでかい存在をしらしめられた。
そして今、勇気だして言います。
パソコンを壊したのは僕です。
弁償したいのはやまやまだがお金がないので無理です。
とりあえず誠意を持って謝ります。
すいませんでした。