フットボール。
それは世界で最も愛されるスポーツ。
脳から最も遠い部分でもある足が主体のスポーツだ。何故われわれはフットボール愛し、熱くなるのか。
スタジアムを埋め尽くす人、ピッチの中で駆け回る人、熱い声援を贈る人。
全てはピッチに立つ22人と、1つのボールが奏でるエンターテインメントだ。
我々はスーパーゴールに魅了され、ファインセーブに拍手をおくり、ドリブル突破に歓声をわかす。
それはピッチに立つ選手たちへのエールだ。我々サッカーファンは自分の好きなチーム・国に誇りを持ち、絶対的な愛を示す。それは生まれた場所や環境、親からの影響などもあるだろう。
日本が東日本大震災の被害にあい、誰もがつらい思いをした。CMでは永遠とACのCM。行方不明者の名前を公表するニュース番組。人々の絶大な情報源であるメディアは、我々に不安と絶望を与えた。この緊急事態にバラエティ番組やドラマをやることは不謹慎でもあったため仕方のないことである。
しかし、現代特有のネットを通して我々はフットボールに助けられた。

世界で最も注目されるダービーマッチ、「クラシコ」(レアルマドリード対バルセロナ)。
そんなビッグマッチの場に、日本語が掲げられたのである。
インテル・長友、シャルケ・内田など海の向こうの日本選手たちもメッセージを掲げた。
サッカー選手として、日本人として我々に希望というパワーを与えた。
私はこの時、長い歴史のフットボールにおける現代のフットボールを理解した。
娯楽、スポーツ、エンターテインメント、そんなジャンルはどうだっていい。フットボール、それは誰にも例えることのできない存在になったということ。


