おまたせしました!
試験も終わり、ちょっとゆっくりしてしまいましたがようやくアップです。
10月23日から1ヶ月間、デザインフェスタギャラリーEASTの入り口すぐのアートポケットにて展示をしておりました。
既に、展示の様子や搬出の様子は
デザインフェスタギャラリー様のブログや
togomamaカフェ製作ブログ様にていくつか紹介されてますが、
私目線での紹介ってちゃんとしてなかったんですよね。
なのでこれは「ふしぎなしゃしん展のできるまで」兼「作者解説」としてお読みくださいませ。
会場に来られなかった方も、会場に足を運んでくださった方もどうぞ!

メインロゴです。
様々なフォントがちりぢりばらばら配置されています。
この四角形一枚一枚が「それぞれでイメージの違う写真達」のイメージです。
さて会場設営の説明に移りますね。
アートポケットはちょうどEAST入り口の真正面にあるので、入った時に写真が壁一面に敷き詰められている…でもよかったんですが、
実際それをやってしまうとかなり息苦しいと思ったので、使ったのがこちら↓

白と黒の布を天地に配置しました。
なぜ曲線を描かせたのかというと、写真のカタチ自体は直線的でどうしても固くなりがちだったからです。
ちなみに白い方はリキッドサテン、黒い方はクラッシュベロアを使用しています。
布地は光沢感重視で選びました。
サテンの方は流れるような光沢感、ベロアは鈍い光沢感が好きです。
天地の色彩が逆でも面白かったかもしれませんね。
展示があるたびに布屋さんにお世話になってます。
布をアクセントとして使うのが好きです。
以前、「この展示のために700枚くらい撮影しました」と記しましたが実際数えてみたら
のべ枚数で800枚を超えてました。
それでも、実際に「写真」として出力したのは150枚くらいなのでかなり没にしてます。
大まかな配置は会場設営以前より決めていたのですが、
実際に会場に到着した際にプランを大幅に変更するのはよくあることで、
あの配置は会場で即興で考えたものです。
なので、「並べ方に工夫がされてありますね」とご感想をいただいたときには嬉しかったです。
何かの本に「最後は理論よりセンスを信じろ」とありましたが
これを私の座右の銘にしたいくらいです(笑)

選定中。
ここからさらに没にして没フォト集におさめたり、撮影直後は気に入らなかったのに何かに惹かれてセンター扱いにしたり…
こんな風に悩んでいたのと、会場入りが遅れたせいとで設営には実に5時間を要しました。
もたもたしちゃったのは反省ですね;

完成!!
直後の烏龍茶がやたらおいしかったのを覚えてます。
DFGのぱんださんや感想ノートでもご指摘があった通り、RGBの色調に合わせゆるやかにグラデーションさせてます。
グラデーションというよりは「あかゾーン」「みどりゾーン」「あおゾーン」の方が合ってるかもしれません。
そのグラデーションの均衡を破って、メロン喰いシリーズや6色の光シリーズがあったりします。

これが「メロン喰い」シリーズのうちの一枚。
時間の経過と、命が消費される様子と、食べ物への感謝を込めた記録を狙いにしたものです。
甘くておいしかったです、メロン。
メロンは私の体の一部になりました。
食べ物を食べる事を命をいただいているということ。
小学校のとき、先生が涙ながらに教えてくれた一言を思い出しました。
先生、元気でしょうか。

様々な場所、様々な時間が一同に集まって、不思議な世界がこの壁にできました。
この中の写真でいちばん古いものは5年前に撮影したものだったと思います。
色調にこだわるだけではなく、時間軸に沿って写真を配置してみてもまた面白かったかもしれません。
あとはこれもまたぱんださんに気づいていただいたんですが、風景が多いんですよね。
人がいても、その風景の中に同化しているものがほとんどです。
人物がメインなのは数えるほどですね。
私の祖父母、友達、それから私が写っているのが数点。
肖像権云々ではなくて、人がその時間の流れの中にいることの現れだと思っていただければ。
私が窓に写り込んでいる写真以外は、祖父母の写真も友達の写真も真正面を向いてません。
真正面を向けばただの記念撮影。
写真はその時間の流れのほんの一瞬を切り取り永遠のものにしているんだ。
私が生きて駆け抜けて来た、時間の群像。
日常の感動をカタチに。
写真は奥が深いですね。なんだかしんみりしちゃった。
自分としては反省点も多いのですが、それを抜きにしてもすごくためになったり、
また温かい気持ちになったり…今回もお客様皆様に感謝!です。
ありがとうございました。