シドウちゅう -9ページ目

シドウちゅう

絵描きのブログ。展示活動、制作風景などを書いていきます。

サイドバーにリンク集を追加しました。
(PC環境のみ)
コメントをつけたかったからフリースペースで打ったよ。
電話のお知らせ機能で、本日がシドウちゅう一周年だと初めて知りました(笑)



これからもよろしくお願いします!
おまたせしました!
試験も終わり、ちょっとゆっくりしてしまいましたがようやくアップです。
10月23日から1ヶ月間、デザインフェスタギャラリーEASTの入り口すぐのアートポケットにて展示をしておりました。
既に、展示の様子や搬出の様子はデザインフェスタギャラリー様のブログtogomamaカフェ製作ブログ様にていくつか紹介されてますが、
私目線での紹介ってちゃんとしてなかったんですよね。
なのでこれは「ふしぎなしゃしん展のできるまで」兼「作者解説」としてお読みくださいませ。
会場に来られなかった方も、会場に足を運んでくださった方もどうぞ!





$シドウちゅう-r

メインロゴです。
様々なフォントがちりぢりばらばら配置されています。
この四角形一枚一枚が「それぞれでイメージの違う写真達」のイメージです。



さて会場設営の説明に移りますね。
アートポケットはちょうどEAST入り口の真正面にあるので、入った時に写真が壁一面に敷き詰められている…でもよかったんですが、
実際それをやってしまうとかなり息苦しいと思ったので、使ったのがこちら↓

$シドウちゅう-白と黒

白と黒の布を天地に配置しました。
なぜ曲線を描かせたのかというと、写真のカタチ自体は直線的でどうしても固くなりがちだったからです。
ちなみに白い方はリキッドサテン、黒い方はクラッシュベロアを使用しています。
布地は光沢感重視で選びました。
サテンの方は流れるような光沢感、ベロアは鈍い光沢感が好きです。
天地の色彩が逆でも面白かったかもしれませんね。
展示があるたびに布屋さんにお世話になってます。
布をアクセントとして使うのが好きです。




以前、「この展示のために700枚くらい撮影しました」と記しましたが実際数えてみたら
のべ枚数で800枚を超えてました。
それでも、実際に「写真」として出力したのは150枚くらいなのでかなり没にしてます。
大まかな配置は会場設営以前より決めていたのですが、
実際に会場に到着した際にプランを大幅に変更するのはよくあることで、
あの配置は会場で即興で考えたものです。
なので、「並べ方に工夫がされてありますね」とご感想をいただいたときには嬉しかったです。
何かの本に「最後は理論よりセンスを信じろ」とありましたが
これを私の座右の銘にしたいくらいです(笑)

$シドウちゅう-選定中

選定中。
ここからさらに没にして没フォト集におさめたり、撮影直後は気に入らなかったのに何かに惹かれてセンター扱いにしたり…
こんな風に悩んでいたのと、会場入りが遅れたせいとで設営には実に5時間を要しました。
もたもたしちゃったのは反省ですね;






$シドウちゅう-ようこそ!




完成!!
直後の烏龍茶がやたらおいしかったのを覚えてます。
DFGのぱんださんや感想ノートでもご指摘があった通り、RGBの色調に合わせゆるやかにグラデーションさせてます。
グラデーションというよりは「あかゾーン」「みどりゾーン」「あおゾーン」の方が合ってるかもしれません。
そのグラデーションの均衡を破って、メロン喰いシリーズや6色の光シリーズがあったりします。


$シドウちゅう-メロン喰い


これが「メロン喰い」シリーズのうちの一枚。
時間の経過と、命が消費される様子と、食べ物への感謝を込めた記録を狙いにしたものです。
甘くておいしかったです、メロン。
メロンは私の体の一部になりました。
食べ物を食べる事を命をいただいているということ。
小学校のとき、先生が涙ながらに教えてくれた一言を思い出しました。
先生、元気でしょうか。




$シドウちゅう-全体図




様々な場所、様々な時間が一同に集まって、不思議な世界がこの壁にできました。
この中の写真でいちばん古いものは5年前に撮影したものだったと思います。
色調にこだわるだけではなく、時間軸に沿って写真を配置してみてもまた面白かったかもしれません。
あとはこれもまたぱんださんに気づいていただいたんですが、風景が多いんですよね。
人がいても、その風景の中に同化しているものがほとんどです。
人物がメインなのは数えるほどですね。
私の祖父母、友達、それから私が写っているのが数点。
肖像権云々ではなくて、人がその時間の流れの中にいることの現れだと思っていただければ。
私が窓に写り込んでいる写真以外は、祖父母の写真も友達の写真も真正面を向いてません。
真正面を向けばただの記念撮影。
写真はその時間の流れのほんの一瞬を切り取り永遠のものにしているんだ。
私が生きて駆け抜けて来た、時間の群像。
日常の感動をカタチに。




写真は奥が深いですね。なんだかしんみりしちゃった。
自分としては反省点も多いのですが、それを抜きにしてもすごくためになったり、
また温かい気持ちになったり…今回もお客様皆様に感謝!です。
ありがとうございました。
私は学生ではないのですが
(それでも最近、なぜか学生さんに見られる事が多くなった。若返り??)
明日試験を受けて来ます。
カラーコーディネーター試験です。
とりあえず1級を1分野でも合格する事が私の目標の一つです。
同じ試験を受ける人たちをアメーバで検索したら「勉強する暇がなかった」「受かる気がしない」と、
私と同じ事を思ってるひとたちばかりでちょっと安心した…。
や、安心しちゃダメなんですが。
とりあえず、己の知識と勘を信じるのみ。
12月です。
今日の天気はひどかったですねえ、でもお昼の日差しは気持ちよかったです。
朝、あの大雨の中を歩いただけで疲れてしまいました。
「すごい大雨」でなにか一枚書いてみたいですね。
私の製作はいつも、こういった何気ないワンフレーズから始まります。





そういえば先日、搬出作業をしていたときのことなんですが
ペンキを塗るのがとても楽しかったです。
壁をパテで埋めたり塗装が剥がれたところを修復したり…
そんな搬出の様子はこことかここで紹介されてたりします。
togomamaさんや籏野さんに見守られ、ライブペイントのような搬出作業でした。
ふしぎなしゃしん展のウェブリポートも私の用事が落ち着いたらまとめますので
会場に足を運んでくださった方も来られなかった方もお楽しみに。
しゃしん展が終わって二日が経過しました。
展示を終えた後はいつも気持ちが寂しくて、立て直すのに時間がかかってます。
それだけ、暖かさをいただいている訳です。


そういえば「ふしぎなしゃしん」の意味を書いていませんでしたが、
これも毎度のごとく「各々によって捉え方が違う」と思うのですよ。


日常の中にあるふしぎをかいま見たと言う人。
被写体のとらえかたがふしぎだという人。
なにがふしぎなのか分からない人。
この写真の集合体がふしぎだという人。
絵描きの作家がいきなり写真に手を出したことがふしぎだという人。
フリーペーパー「小つぶやき」にも書きましたが、少しでも
気に留めてくだされば私はそれだけで嬉しいです。



実はこの展示のコンセプトというかネタ自体は処女展の準備期間中くらいに出来ていまして。
きっかけはペットボトルの中を写メしたことです。
朝の柔らかい光とペットボトルの中の水と凹凸とのコントラストが面白くて、
「こんな変な写真集めたらどうなるんだろう」
と思ったのが最初です。
夢中になって同じペットボトルを小一時間撮っていました。
そのときの初代「ふしぎなしゃしん」への敬意を込め、合成して展示していました。
小さなサイズでの出力だったので、自由の女神やキャンドルランプに迫力負けしていたのですが。


シドウちゅう-初代様


カメラを手にして2ヶ月あまり、いろんな場所を駆け巡り、いろんな写真を撮りました。
撮ってる間は楽しくても、いざデータをまとめ出力する際に「これでいいんかなー」と悩みもしました。
写真ってお手軽だけどお手軽な分いろいろにじみ出るよなー、とも今は思っています。
構図を切り取る練習にもなるので、とりあえず積み重ねの一つとして写真はこれからも撮りたいなと思います。




あとあと、デジタルとアナログの話もしないといけません。
今回の展示写真は、どれがとは言いませんがPCで加工を施したものがあります。
上記のペットボトルのやつはそうですよね。
会場に設置されていたポートフォリオに、「画像修正や色調補正をする事自体が、ときどき恐ろしくなる」と記しましたが、
実はその行為自体を否定すると、私自身をも否定する事になるんですよね。
「自分の思い通りのイメージを演出するため」補正をしましたので、抵抗は全くありませんでした。
(そんな事をしていると、カメラの撮影スキル自体はあがらないのかもしれませんが…)
今の時代、多様すぎて白黒はっきりとは分かれてない、グレーなものも多いと思うんですよ。
デジタルとアナログ、どっちかこだわりを持つ事もいいかもしれません。
ただ、こだわりすぎて他の存在を否定する事は、違うと思うのです。
みんなちがって、みんないい。金子みすゞさんの詩の一部です。
本当は何も嫌いになりたくありません。
うまいこと、共存させたいと思うのです。
そのうえで、長所を生かして短所は他の方法で補う、
絵の具もPhotoshopも触っている私だからこそやってみたいのです。

「カメラにはカメラにしか、絵には絵にしか出来ない事があると思う。私は『絵にしか出来ない事』を追いかけて行きたいと思う。」

これも私自身がポートフォリオに記した言葉ですが、私は私自身にしか出来ない事を追いかけたいのかもしれません。
そのために、技術や感性を日々磨く必要がある訳で。
答えが出るまで、頑張りたいと思います。
本日17時をもちまして、
「ふしぎなしゃしん展」すべて終了いたしました!
会場に来てくださった方、コメントを残してくれた方、スタッフの皆様、
ほんとうにすべて感謝感謝!!の気持ちでいっぱいです。
もうね、見ていただけるだけでも私は幸せです。




写真って難しいですよね。
難しいけど、撮っている間はとっても楽しかったし、
会期中もプライベートでいっぱい写真を撮るようになりました。
なによりモチーフへの愛情がダイレクトに出ると思います。
「絵を書かれていたのに、やめてしまったのですか?」
というお声もいただきましたが、やめませんよー。
あくまで写真も、そかの活動の一環としてのものなので。
「やりたい」と思ったら、彫刻でも映像でも手を出したい性分なので。
ただ次回以降の展示で取り上げるかと言われれば…
それは今後の課題という事で。
いろいろやりたいネタも出て来ましたので、少し整理したらみなさんに披露したいと思います。
その間、もっともっと腕を磨きます。
次の展示でも、どうぞそかとそかの作品達をよろしくお願いします。
今日はとっても楽しい息抜きになりました。
なごやかなムードがお客様にも広がる物作りって、実はとても難しいんだけど、
あのコンテンツはお客様も作る人たちも楽しめるようにしてるもんね。
私もそうありたいです。




さてさてここで勝手に宣伝です。
東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科 浅野研究室4年 展覧会が、
デザインフェスタギャラリー様方EAST201にて行われるそうです。
会期はあす11/22~11/24となっています。
いわば卒業制作の中間発表会だそうですので、ひとりでも多くの方に見ていただければと思います。




そして最後にお知らせです。
私にとって3度目の展示となりました「ふしぎなしゃしん展」も、
残すところあと二日となりました。
最終日搬出は17:00~とさせていただきます。
数時間前からギャラリーにいる予定ですので、見かけた際にはどうぞお声かけください。

はじめて写真を取り扱ったわけですが、たくさんの温かいお言葉、ご指南のお言葉をいただきとても良い経験になりました。
この場を借りまして御礼申し上げます。
さらに精進して参りますので、今後ともよろしくお願いします。