今朝、東京・多摩地区にいた私は、たいした揺れではなかったが、地震で目が覚めた。
時計を見ると午前04:50頃。
おさまった後、トイレとバスタブに張ってあった水がいつまでも揺れていた。
今までも、そうだったのかな。。。水面が揺れるのは当たり前といえば当たり前だけど
数分眺めていても止まらなかった。
ちょっと気色悪さを感じながらも寝床に戻り、次に目が覚めてテレビを観ると静岡沖地震が05:07頃起きたという。。。
かなりの被害が報道されている。。
一方で、この地震が東海地震と関連したものかどうかが報道の焦点となっている。
でも、その約20分前にあったはずの東京の地震については、全く触れられていない。。
寝ぼけてたのかな、、、でも何回か時計を見た気がするんだけど。
もし、確かだったとすると、この時点で約20分後に起きた静岡沖地震を予測できた可能性もあるけど、早朝だったしね。。。たった20分だしね。。。多摩地区だけだったかも、私がいた場所付近だけだったかもしれないし、できたとしても限定的だよね。。。
ここのところ、災害が相次いでいる。
直近では台風8号の影響もはらんだ台風9号が猛威を奮い、兵庫や岡山で大きな被害が出た。。。
お隣台湾でもこの2つの台風により、更に大規模な惨事となっている。
数日前には群馬で竜巻、その前には山口を中心として土砂災害が。。。
地震大国日本としては直近だけでもこれまでも多くの地震による被害が後を絶たず、活断層が縦断、横断している日本では、大規模な地震による影響を注視しているが、直近起こっている震災も決して小規模とはいえない。
活断層の上に位置する日本で地震が起こる事は避けられないとしても、被害を最小限に抑えるための対策というか、考え方が必要だと思う。
これは人類が築いてきた社会の内、自然環境を破壊した上に成り立ってきた部分の弊害だと考えている。
つまり、人類の自業自得という結果だと。。。
当ブログを立ち上げる以前から考えていたことでもあるけど、当ブログでも至るところで触れている。
建築需要を満たすための短期間で製材できる杉を中心とした人工林、ゴルフ場や一部の農業の為の山の開墾、石材を採掘する為の山の掘削、山を掘削することによりつくられる高速道路や国道、トンネル、新たな住宅地の開拓、あらゆる場所をコンクリートやアスファルトで埋め尽くし、あらかじめ想定した範囲の許容量しかない下水道工事、土を掘り下げ地下開発、地下利用・・・
挙げればキリがない。
自然の山は、樹齢数百年など長きにわたり、根を張ってきた樹木も多く、その根が、地盤を固める役割も果たし、土砂崩れや大雨による雨水を土が浸透させると同時に木々が一部吸収し、更に一気に流れ落ちる事がないように防御してくれ、特に広葉樹は風をも防いでくれる。
でも、これだけを見ても山を切り開くことにより、たとえ山肌をコンクリートで固めても自然の強度に勝る事はない。
短期間で伐採、植樹を繰り返す杉などは、根の張りもたいした事はなく、地盤も弱り、生態系も変え、伐採後植樹して育つまでは、さらに強度が弱くなる。
その一方で切り開いた山の脇に高速道路や国道を通し、トンネルを掘り、ダムを造り、住宅地を形成し、ゴルフ場を造る。
地盤が弱く、雨風を防ぐ事もできず、土砂災害に見舞われる状況を作り出した上で。
これは自殺行為ではないだろうか。
数年前から爆弾低気圧とかゲリラ豪雨といった言葉が乱発している。
1時間に50mm程度の雨量まで耐えうるように設計されている日本の下水道は、1時間当たり70mmを超える事が珍しくないこれらゲリラ豪雨により、ここ数年各地で下水道の逆流による道路の冠水、住宅・建物における床下・床上浸水が多発している。
また、河川の堤防決壊や橋梁の水没も相次いでいる。
人類が対処すればするほど、いたちごっこになっているかに見える。
ただ、人類が広範囲にわたってこうした人類に都合が良く見える整備を進め、完成させるのにかかる時間はゆうに数十年を超えるのに比し、自然災害は一瞬にして、これらの対策が無意味である事を知らしめるかのように猛威を奮う。
「知らしめるかのように」ではなく、「知らしめている」「忠告・警告している」「教えてくれている」と考えるのが妥当だろう。
これは、現在の不況も同じだと思う。
信用取引に信用できないサブプライムを組み込んだ事による金融危機から端を発したこの不況・不景気も先進国の人類が引き起こしたことであり、その元がアメリカであったとしても世界中の先進国の人類はこれに飛びついたわけだから、世界全体として反省すべき点だと思う。
いずれのケースも急速な発展の為に人類の知恵を絶賛した結果、それに起因して起きたものであり、宇宙において、地球において、人類は天狗になっており、自然界への冒涜三昧によって築き上げた経済社会すら、人類のお粗末さから、無理に面子、体裁をとりつくろう為にできたといってもいいサブプライムによってあっという間に急激な不況の中に突き落とされた格好だ。
日本では今月末に行われる総選挙に向け、各党が実行するかどうかすら怪しいマニフェスト合戦で国民に、企業・団体に甘い甘い飴を前面に押し出しているかにみえる選挙戦。
でも、経済優先の市場原理主導の方向性を変えるとか変えないとかではなく、経済優先の市場原理主導の方向性を真っ向から否定する勇気を持って国全体が自然回帰する必要があると思う。
宇宙の中にある星の1つでしかない、一方で空気と水と適度な重力、素晴らしい生態系を育む食物連鎖の仕組み、太陽と月など、それぞれのバランスによって成り立っている地球。
その中に他の多様な生物とともに【生かされている】内の一種でしかない人類。
その人類が向かうべき方向は、自己中心的な方向ではなく、その中で「生かされている」、本来「活かされている」はずの人類として、自分たちを包んでくれている自然に感謝すること、そしてその感謝を世界に広げていくことじゃないだろうか。
経済優先、市場原理主義の1つとしかなっていない太陽光エネルギー、太陽熱エネルギー、風力発電などのエコ対策すら自然界への暴挙、冒涜である事を重く受け止めて。
まして原子力発電は論外だという事を肝に銘じて。
どんなに知恵が働く人類であっても、自然界の中ではちっぽけな存在である事を自覚して。
とかく人類が人類の取り決めとして禁止している覚せい剤などの薬物が話題となる中、経済優先、市場原理主義、そして自然を真っ先に省みない今の人類が、経済というまやかしの中毒になっている事に気づかなくては、これらの災害はひどくなる一方であり、人類が人類を、自分たちの首を絞めているという事に気づかなくてはならない。
マニフェストでも「未来の大人」「子や孫」の為にと謳っているけど、次元が違うと思うんだ。
仮にどこかの党のマニフェストが支持され、与党となって全てを実現したとしても、これらの事に気づかなければ、「未来の大人」「子や孫」の為になるどころか、「未来の大人」「子や孫」を見殺しにする事になるのだから。
そんな事はしたくないだろう。
残された時間は多くないかもしれない。
だからこそ、考える暇すらないほどに今すぐに大きな転換を求めている。
昨今の自然災害に見える災害は人災なのだから。
その人災が、どれほど甚大な被害につながるかを教えてくれているのだから。
時計を見ると午前04:50頃。
おさまった後、トイレとバスタブに張ってあった水がいつまでも揺れていた。
今までも、そうだったのかな。。。水面が揺れるのは当たり前といえば当たり前だけど
数分眺めていても止まらなかった。
ちょっと気色悪さを感じながらも寝床に戻り、次に目が覚めてテレビを観ると静岡沖地震が05:07頃起きたという。。。
かなりの被害が報道されている。。
一方で、この地震が東海地震と関連したものかどうかが報道の焦点となっている。
でも、その約20分前にあったはずの東京の地震については、全く触れられていない。。
寝ぼけてたのかな、、、でも何回か時計を見た気がするんだけど。
もし、確かだったとすると、この時点で約20分後に起きた静岡沖地震を予測できた可能性もあるけど、早朝だったしね。。。たった20分だしね。。。多摩地区だけだったかも、私がいた場所付近だけだったかもしれないし、できたとしても限定的だよね。。。
ここのところ、災害が相次いでいる。
直近では台風8号の影響もはらんだ台風9号が猛威を奮い、兵庫や岡山で大きな被害が出た。。。
お隣台湾でもこの2つの台風により、更に大規模な惨事となっている。
数日前には群馬で竜巻、その前には山口を中心として土砂災害が。。。
地震大国日本としては直近だけでもこれまでも多くの地震による被害が後を絶たず、活断層が縦断、横断している日本では、大規模な地震による影響を注視しているが、直近起こっている震災も決して小規模とはいえない。
活断層の上に位置する日本で地震が起こる事は避けられないとしても、被害を最小限に抑えるための対策というか、考え方が必要だと思う。
これは人類が築いてきた社会の内、自然環境を破壊した上に成り立ってきた部分の弊害だと考えている。
つまり、人類の自業自得という結果だと。。。
当ブログを立ち上げる以前から考えていたことでもあるけど、当ブログでも至るところで触れている。
建築需要を満たすための短期間で製材できる杉を中心とした人工林、ゴルフ場や一部の農業の為の山の開墾、石材を採掘する為の山の掘削、山を掘削することによりつくられる高速道路や国道、トンネル、新たな住宅地の開拓、あらゆる場所をコンクリートやアスファルトで埋め尽くし、あらかじめ想定した範囲の許容量しかない下水道工事、土を掘り下げ地下開発、地下利用・・・
挙げればキリがない。
自然の山は、樹齢数百年など長きにわたり、根を張ってきた樹木も多く、その根が、地盤を固める役割も果たし、土砂崩れや大雨による雨水を土が浸透させると同時に木々が一部吸収し、更に一気に流れ落ちる事がないように防御してくれ、特に広葉樹は風をも防いでくれる。
でも、これだけを見ても山を切り開くことにより、たとえ山肌をコンクリートで固めても自然の強度に勝る事はない。
短期間で伐採、植樹を繰り返す杉などは、根の張りもたいした事はなく、地盤も弱り、生態系も変え、伐採後植樹して育つまでは、さらに強度が弱くなる。
その一方で切り開いた山の脇に高速道路や国道を通し、トンネルを掘り、ダムを造り、住宅地を形成し、ゴルフ場を造る。
地盤が弱く、雨風を防ぐ事もできず、土砂災害に見舞われる状況を作り出した上で。
これは自殺行為ではないだろうか。
数年前から爆弾低気圧とかゲリラ豪雨といった言葉が乱発している。
1時間に50mm程度の雨量まで耐えうるように設計されている日本の下水道は、1時間当たり70mmを超える事が珍しくないこれらゲリラ豪雨により、ここ数年各地で下水道の逆流による道路の冠水、住宅・建物における床下・床上浸水が多発している。
また、河川の堤防決壊や橋梁の水没も相次いでいる。
人類が対処すればするほど、いたちごっこになっているかに見える。
ただ、人類が広範囲にわたってこうした人類に都合が良く見える整備を進め、完成させるのにかかる時間はゆうに数十年を超えるのに比し、自然災害は一瞬にして、これらの対策が無意味である事を知らしめるかのように猛威を奮う。
「知らしめるかのように」ではなく、「知らしめている」「忠告・警告している」「教えてくれている」と考えるのが妥当だろう。
これは、現在の不況も同じだと思う。
信用取引に信用できないサブプライムを組み込んだ事による金融危機から端を発したこの不況・不景気も先進国の人類が引き起こしたことであり、その元がアメリカであったとしても世界中の先進国の人類はこれに飛びついたわけだから、世界全体として反省すべき点だと思う。
いずれのケースも急速な発展の為に人類の知恵を絶賛した結果、それに起因して起きたものであり、宇宙において、地球において、人類は天狗になっており、自然界への冒涜三昧によって築き上げた経済社会すら、人類のお粗末さから、無理に面子、体裁をとりつくろう為にできたといってもいいサブプライムによってあっという間に急激な不況の中に突き落とされた格好だ。
日本では今月末に行われる総選挙に向け、各党が実行するかどうかすら怪しいマニフェスト合戦で国民に、企業・団体に甘い甘い飴を前面に押し出しているかにみえる選挙戦。
でも、経済優先の市場原理主導の方向性を変えるとか変えないとかではなく、経済優先の市場原理主導の方向性を真っ向から否定する勇気を持って国全体が自然回帰する必要があると思う。
宇宙の中にある星の1つでしかない、一方で空気と水と適度な重力、素晴らしい生態系を育む食物連鎖の仕組み、太陽と月など、それぞれのバランスによって成り立っている地球。
その中に他の多様な生物とともに【生かされている】内の一種でしかない人類。
その人類が向かうべき方向は、自己中心的な方向ではなく、その中で「生かされている」、本来「活かされている」はずの人類として、自分たちを包んでくれている自然に感謝すること、そしてその感謝を世界に広げていくことじゃないだろうか。
経済優先、市場原理主義の1つとしかなっていない太陽光エネルギー、太陽熱エネルギー、風力発電などのエコ対策すら自然界への暴挙、冒涜である事を重く受け止めて。
まして原子力発電は論外だという事を肝に銘じて。
どんなに知恵が働く人類であっても、自然界の中ではちっぽけな存在である事を自覚して。
とかく人類が人類の取り決めとして禁止している覚せい剤などの薬物が話題となる中、経済優先、市場原理主義、そして自然を真っ先に省みない今の人類が、経済というまやかしの中毒になっている事に気づかなくては、これらの災害はひどくなる一方であり、人類が人類を、自分たちの首を絞めているという事に気づかなくてはならない。
マニフェストでも「未来の大人」「子や孫」の為にと謳っているけど、次元が違うと思うんだ。
仮にどこかの党のマニフェストが支持され、与党となって全てを実現したとしても、これらの事に気づかなければ、「未来の大人」「子や孫」の為になるどころか、「未来の大人」「子や孫」を見殺しにする事になるのだから。
そんな事はしたくないだろう。
残された時間は多くないかもしれない。
だからこそ、考える暇すらないほどに今すぐに大きな転換を求めている。
昨今の自然災害に見える災害は人災なのだから。
その人災が、どれほど甚大な被害につながるかを教えてくれているのだから。