●ちょっと聞いて欲しいニャ。
〇何?
●僕、今度好きな女の子とデートすることになったんニャ。
〇語尾が気になる…ニャって何?
●えぇ?ニャって言ってた?
〇言ってたよ。思い切り。
●実はさ…その好きな子って言うのが、猫なんだよね。
〇全然意味分からない。
●デートなんか初めてでさ、だからどうしたらいいか分からなくて…。
〇俺もどうアドバイスしていいか分からないけど、取りあえず頭冷やそうか。
●悪いんだけど、シュミレーションしたいんで相手役やってくれない?
〇強引だな。無理でしょ。猫なんて。
●いや、ニャーって言ってるだけでいいから。
〇余計だよ。なんだそれ?
●頼むよ、まずは、ニャニャニャニャンニャーって言ってみて。
〇なんて言ってるんだよ。
●名前はタンゴっていうのよって。
〇タンゴ…黒猫?
●どうして黒猫って分かった?
〇分かるだろ。そこまできたら。
●なんで?早く、ニャニャニャンゴーって言ってみてよ。
〇さっきと変わってるじゃねーか。
●あとは、時々爪を出して僕の心を悩ませたり…
〇やっぱりか。
●早く、言ってよ。
〇しつこいな。ニャニャニャンゴー。
●え、君も僕のことが好きだって?
〇お前次第だな。
●そんな、ニャニャニャニャニャン!ニャニャー!
〇猫語で話すな!



iPhoneからの投稿
〇子供の頃好きだったアイドルって忘れないよね。
●僕なんか昔、ジェリーの追っかけやってたもんね。
〇ジュリーね。ジェリーだったらトムってことになっちゃうよ。
●よく壁の穴のところで出待ちしたなー。
〇嘘つけ。
●仲良くケンカしたりしてね。
〇下らないよ。
●あなたは誰を追っかけてたの?
〇追っかけじゃないけど、僕が好きだったのがピンクレディーね。
●ピンクレディーはすごかったね。
〇大ヒット連発だよ。
●ケイとブーだっけ?
〇ケイとミー。なんでブーだよ。
●だって、ペッパー・ケイ・ブーって…
〇警部!ペッパー警部!銭形警部みたいなもんだよ。
●え、じゃあ、いつもインスタントラーメン?
〇そこじゃないって。
●なんだガニマタなとこか。
〇違うよ。
●ルゥゥパァン!たぁいほするぅ!
〇やりたいだけね。
●そうなの、ありがと。
〇ペッパー警部も良かったけど、何といっても一番はUFOでしょう。
●良いね、UFO!あの振付け、最高だよね。
〇こうやって頭の裏から手を出してね。
●ウッホ!
〇ゴリラか!
●ウホウホウホ。
〇良いよゴリラやんなくて。
●あ!
〇何?
●やっぱりガニマタ。
〇だから何?
●ルゥゥパァーン!たぁいほだぁ!
〇とっつぁーんって、いい加減にしろ。
●俺さ、「理想の男像」ってのがあるんだよね。
○え?そうゆう理想って大切だよ。で、どうゆうの?
●自然の中に生き、一人の妻を愛し続ける男。
○おー、かっこいいね。自然の中で一人の妻…「与作」みたいな?
●与作?ぜーんぜん違うよ。
○そうだよな。
●俺が言ってるのは、山で木を切ってヘイヘイホーって奴。
○与作だろ!なんで否定したんだ。
●なんていうか、地に足がついてる男が理想なんだよなー。
○良いねー、そういうの…親を大切にする男とかね。
●そう、俺なんか母さんが肩こったって言ったら、すぐに…
○すぐに?
●トントントーンって。
○それ言いたいだけ!与作はもう良いよ。
●で、自分はどうなの?理想の男。
○俺の理想は強くて頼れる男ね。
●大魔王シャザーンみたいな?
○おっシャザーン。確かに、強いし、頼れるね。
●あの合言葉なんて言ったっけ。
○あれだろ。あー、なんていったっけ…。
●そうそう、なんだったっけ?
〇分かった!出て来いシャザーン!
●ヘイヘイホーご主人様!
○やっぱ言いたいだけ!誘導すんな!
●パパラパー!
〇もう良いよ。



iPhoneからの投稿