21歳になる春からデーラーでのメカニックがスタートしました。札幌での下積みは、整備と言うよりは改造屋さんでした。当時は非合法のマフラー作成やエンジンチューンナップをやりました。社長のポリシーで絶対行わなかったのは、いわゆるシャコタンだけです。エンジンは改造するけど暴走族とは違う、まぁ本人たちはそう思っていましたが警察から見ると大差ないものでした。実際、自分も車高はノーマルのサニーにエンジンはレース用みたいな車を作り乗ってました。

 

 自分で組んだエンジンで青春したA210サニー

 

 そんなことしていてデーラーに就職して毎日毎日普通の整備や修理をするので楽しくはなかったです。その内、工場の営業に配置転換されて車検の営業や新車のクレーム対応をさせられて毎日つまらない仕事の連続です。そして新車販売に回されてセールスになりました。全く見知らぬ土地ですから友人知人も居なくてショールームへ来たお客様への対応か飛び込み訪問、後は自分に与えられたテリトリーのお客様への販売でした。今思い出してもセールスのノウハウを教えてもらった訳でもなく、車を持ってなかったので店舗周辺の地域を割り当てられて、朝礼が終わると先輩が私のテリトリーの一番端まで送ってくれて夕方まで会社を目指して飛び込み訪問するという修行というよりはイジメのような事をさせられました。そのような中でのポツポツと新車も販売出来てお客様も増えました。 

 

 そして飛び込みでサニーを買って下さった自営業の方からリクルートされまして、なんと工作機械の営業をすることになります。