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人を生かす 

人を生かす 
稲盛 和夫

この本読みました

稲盛さんは大変尊敬する経営者ですが、
この本も稲盛イズム満載です
人格重視です

特に社員のことを第一に考える姿勢に感銘を受けます

社員の評価は仕組みではできない
全身全霊で一人一人見るしかないという哲学です

成果主義も一歩引いてみているところは
実際の経験からきているものなので、説得力があります


京セラもKDDIも強い理由がそこにあります

強い経営とは何かが見える良書です


金融危機の対応について

世界各国で公的資金を乱発しているが
大丈夫なんだろうか?

特にアメリカは次から次へと大金を投入する約束をしているが、
その分ドルを発行することになる

それはドルの価値が下がっていくことを意味する

そうでなくてもヘッジファンドの解約殺到に伴う
一時的なドルの安定?のようにみえる状況で、
なんらかのきっかけでドルが一気に暴落する、
アメリカ国債も暴落する、
という局面を迎える可能性がある

相当危険な状況だと素人でもわかる

日本の金融機関はアメリカ国債も相当もってるはずなんで
その暴落は悪夢でしかない

また、ドルが暴落するということは円が相対的に高くなるとすれば
日本株は下落するのが目に見えている


暗い話だが、この危機は本当に世界にとって試練であり、
今回の世界の対応は間違った対処方法の可能性が高い気がする

この答えは1、2年で出るはずだ

もう一度、自分の身は自分で守るよう戒めよう


中国の利下げ

中国で1.08%の利下げ

広東省なんかは相当経済状況が悪化しているようで
失業者があふれ、デモが頻発しているとのことです

成長率も下手をすればマイナスかという状況のようです


中国政府は今回の金融危機で試練の時を迎えています

中国王朝の滅亡パターンはほぼ内部崩壊が原因です
農民反乱や市民反乱、人民の暴動から
それに乗じた組織が台頭し内乱がおき
乱れたところに外部から侵略をうけるか、
軍閥勢力が新たな王朝をうちたてる

今回は農民もさることながら
都市部の人民が引き金になる可能性があるので
相当気合い入れて鎮圧の動きが起こる可能性があります

政治も経済もシビアな状況になってきました
パニックにならないといいですが・・・



アレルギーについて

昨日たまたまNHKでやってたんですが
アレルギーやアトピーはなんで最近増えてきたのか?

モンゴル人はアレルギー発症率が非常に低い
兄弟がいた場合、下の子のほうが発症率が低い
アレルギー体質、花粉症の患者は最近増えている

これらの疑問を解決する一つの研究結果を紹介していました

一言で言うと(語弊を承知で言うと)
世の中きれいになりすぎたってことのようです

ベッドの埃やチリに細菌の死骸や物質が混じっていますが
それが少ない人のほうがアレルギーになりやすく、
多い人のほうがアレルギーになりにくいんだそうです

そして、
1年以内にそういう体質は大体きまるそうで、

1年以内に牛舎や馬屋ですごすと、
いろいろな細菌がやその死骸を体内にとりいれて
それに対応する体質になるようです


実際に自分でデータをとったわけではないですが、
かなり信憑性の高い情報だと思ったんで、
今後調査してみようと思います


・・・まずは、3か月の息子を
豚小屋にいれてみようと思います


撤退の重要性

何事においても
攻める決断は案外楽なものである

あとのことを考えない人間ほど
その決断はできるものだ

孟子の言う『匹夫の勇』ではだめということだ


会社においても同じことがいえる

新規事業は案外楽なものだ

もちろん、新しいことを始めるにあたっては
相応の困難があるのはもちろんである

しかし、

本当に勇気のある決断は進むよりも
退くことにある

本来守るべき目的のために、
目前のプライド、これまで積み上げてきたものを捨てる

間違いを間違いとみとめ、ステークホルダーに説明をする

これができるのが真の将軍である
会社であれば社長であり、事業部長である


孤独な決断だが、
本来果たすべき目的が明確であれば、
撤退の判断も容易になる

目的が不明確であれば
泥沼になる


撤退する勇気はあとから必ず評価されるだろう