
6月3日。第三子を流産しました。
妊娠発覚後、5週になるところで胎嚢が確認できず、7週でなんとか心拍確認。6週前半くらいの大きさかな?でもまだ誤差があるころだから。と医師に言われ、なんとなく違和感を感じていました。
それから1週間後、トイレへ行ったときに、ペーパーに色がついているような。。。?まさか。
その後、度々トイレに行くと、その色は濃くなっていき、出血であることがわかりました。
まだ初期だし、ネットでもこのころは少量の出血があることもある、と読んだので、病院も診察時間外だし。。。と悩みましたが、念のため電話をして確認することに。
状況を話すと、時間外であるにもかかわらず、診ていただけることになり、すぐに病院へ向かいました。
その間も、まさかね。。。でも、もしかして。。。と、葛藤。
総合病院で、複数の先生がいるにもかかわらず、第一子からお世話になっている先生が診てくださいました。
映し出されたエコーの映像。
すぐに、わかりました。
胎嚢は見えるけれど、先週見えたはずの、心臓のピコピコがない。
「うーん。。。今回は、流産かなぁ。。。」
とてもさばさばとした先生ですが、重いトーンでした。
覚悟もしていたからか、あぁ、やっぱり・・・。という気持ちで。
一人での受診でしたが、取り乱すこともなく、とても落ち着いた自分に、少し驚きました。
一応、三日後に、もう一度確認してみて、変わりなければ月曜日に手術をしましょう、と言われ、待合室へ。
時間外なので、ほかの患者さんはおらず、数名の看護師さんがいました。
「ダメでした。」と、私が話すと、「そっかぁ。。。」と、肩を落としてくれて。少し、一緒に話を聞いてくれました。
絶対に自分を責めないでね、原因なんてないんだから。と。
その後の体の変化も、こんな風になる人もいれば、こういう人もいる、どんな状況でも、もし辛ければいつでも電話してね、と。
すぐに旦那へメールで報告。お互い、身近に流産経験者がいたこともあって、また、がんばろうね、と。
それから、だんだんと出血が増えていき、生理痛のような軽い痛みと、腰痛がありました。
あー、これは、陣痛だ。私、初めて下から出産できるんだ。
そう思いながら、トイレで流れ出る血を眺めていました。
二人の子どもたちは、帝王切開での出産でした。
二人目の時にVBACを希望しましたが、児頭骨盤不均等の可能性があるために、
予定帝王切開となり、もう経膣出産はできないんだな、とあきらめていたのですが、
もしかしたら、今お腹にいる子は、私に経膣出産を経験させてくれるために宿ってくれたの?と思うようになりました。
進行流産はとても痛く、辛い、というブログをいくつも見ましたが、それがこの子を授かった意味だとしたら、がんばろう、しっかりと、産んであげようと、思っていました。
ですが、痛みは本当に軽い生理痛程度。胎嚢も、いつの間にか出ていたようで、よく日には出血量も減っていき、金曜日に受診したときにエコーで見たら、子宮は空っぽになっていました。
全部出たみたいだね、手術は必要なさそうだね。と医師から言われ、ふっと、肩の力が抜けたのを覚えています。
私、初めて下から産めたんだなって。
赤ちゃんの姿を見ることができなかったのは残念ですが、それも親思いの子。もし、見つけたら、ママ、手放したくなくなるでしょ?って言っているのかなって。
看護師さんからも、親孝行な子だねっていわれました。本当にそう思います。
痛みもなく、するりと出てきてくれて、さら~っとお空へ帰って行ったんでしょうね。
私に似て、せっかちな子だったから、何か忘れてあわてて取りに行ったんだろうな~。
ありがとうね。楽に産ませてくれて。
でもね、少しくらい痛くったって、辛くったっていいから、元気な声を聴かせてくれることが、ママの一番の喜びなんだよ。今度は、大きくなった姿を見せてね。笑い顔も見せてね。また、いつでも帰っておいでね。
そう、おなかをさすりながら、空を見上げている日々です。
悲しくないわけではありません。でも、悲しんではいません。
いってらっしゃいの気持ちです。
偶然にも、第一子、第二子ともに同い年で、とても仲良くしているママ友がいるのですが、彼女も流産を経験したばかりでした。
今回のことを報告したら、こんなことを言ってくれました。
【→続きを見る!!←】