私はいわゆる「推薦」で入社しました。
特に研究内容が直結してるワケではなく、
ただ卒業生がたくさん入社してるからってだけで、
毎年、リクルーターが来てくれて、会社の紹介してくれて、
教授も積極的に向いてそうな人間を推してくれて…
推薦だけど、コネってわけではなくて、
しっかり推薦状を出してても落ちる時は落ちてるらしいし。
まぁ、結構な確率では内定してたみたいですが。
会社は一応、東証一部上場企業で、業績も当時は上がり調子のいい感じで、
デジタル系にも力も入れてたので、大学で専攻してた「情報」も無駄にはならないかなぁ~と。(全然、関係なかったけどね!!)
マンガとか絵とか好きだから、印刷会社にも興味持ってたし。
自分の力だけではこんな会社には入れないだろう…と、
東京勤務を覚悟した方がいいって言われたけど、
東京勤務もライブとかコミケとかお店とか色んな楽しみもあるかなーと
一人暮らしもしてみたかったし。何より就活をさっさと終わらせたかった。
今みたいな「好景気」とか「団塊世代の定年」の時代ではなかったし。
上場だーとか、総合職だーとかの見栄もはりたかっただろうな。
印刷会社はしんどいって噂は聞いてたけど、
システム系の会社に入ってもどうせ一緒だし…って。
なにせ学科が「情報」だったので、皆、SEとかで
システム系の会社を目指すのが多かった。
Wスクール通って、頑張って公務員になった人もいたけど、
自分にはそんだけする根性もなくて…
ま、そんな安易な理由で何をやりたいのかはっきりしないまま、
入れそうな会社に内定もらって、とっとと就活を終わっちまったんですな。
会社って配属の希望が100%通るワケじゃないから、
下手に野望を持たない方が貪欲になれるかな、と思っちゃってました。
実際に入社したら、40人以上居た同期の中で
唯一、東京近郊以外へ配属されて…
「なんで私だけっ!!」って思って、寂しかったけど、
大阪の家族や友達と近いことのがやっぱり嬉しくて、すぐ慣れた。
これはこれでよかったと思う。





でも、仕事の内容はそうはいかなかった。
やっぱりマーケットの中心は東京なので、東京で力入れて、
バリバリやってる事業は多岐に渡ってあった。
大阪はそこまで広くなくて、やってる事業がすごく限られていた。
入ってくる情報は少ないし、遅れてるし、仕事の流し方一つ見ても、
東京じゃ確立していることが大阪じゃ通じない…なんてザラで。
特にツラかったのは仕事相手に同期はおろか、若手がいないこと。
10も20も年上の人ばっか相手にして、私の仕事はちょっとデータが
絡む仕事だったから、多少なりとPCとかデジタルなお話が必要で…
かなり年上になると「わかんないから、よろしくね」なんて平気で言ってくる。
そりゃ、私たちの仕事は営業のフォローも入ってるけど、
それだけが仕事じゃねーーーんだよ!!
で。しかも、勉強しようとしない人ばっか。
21時とかに電話してきて「よろしく」って仕事の話フッて、
自分は今から帰るクセに私には「仕事しろ」って言ってるようなヤツばっか。
そんなに仕事あるのに、うちのグループの人手はどんどん減っていくし、
代わりに入ってきたと思ったら、使えない上司だし。
やってた仕事はぶっちゃけると書類書きばっかり。
顧客&営業と開発&工場の板挟みで、諸々の雑務が押し付けられ。
正直、面白くなかったし、何の役になってるのかもわかんなかった。
もう少し一緒に仕事をする人たちに「やる気」を感じればなぁ。
自分が楽できることしか考えない人が多かった。
そして、何より自分が「成長してる」とは思えなかった。
そんなこんなで、3年目に入った頃には「辞めたい」って気持ちがあった。
このまま居ても自分にとって「プラス」になることはあるんだろうか…って。
今の部署が、仕事が嫌なだけなら、他の部署へ異動願いを訴える手もある。
だけど、大阪で他にやってみたい仕事なんてなかった。
必死で働いても、いつ異動命令がでるかわかんない。
それが会社という組織だし。辞令が出て「営業」とか言われても、
やりたくないし、出来るとも思えない…
(東京だったら、理系向きの色んな部署があったけど、関西では可能性的に
営業か工場サイドしかなかった)
そんな時に東京地区以外の全国の工場が子会社にされてしまって、
うっかりうちの部署も吸収されかけたんだけど…
せっかく本社に入ったのに、子会社にされて、給料上がんなくなったり、
ボーナス減ったり、待遇悪くなったり…とか耐えられない。
「営業へ異動」や「子会社に移籍」の話がきたら辞めるだろう、って考えると…
年とって、再就職に不利になる前に辞めた方がいいのでは??と思い始め。
何かキッカケがあったら、辞めよう…って、ずっと思って仕事してた。
次に就職する時は何か「専門職」にしよう。「手に職を!!」って思ってた。
ずっと興味のあった分野もあったし。
でも、あんな仕事を続けながら、他の資格取るなんて難しくて…
そんな根性もなくて…漫画とかアニメも捨てられなくて(笑)
音楽も捨てられなくて、楽団入るし。
仕事だけでも忙し過ぎるくらい、忙しかったのに映画とか楽団には
なるべく行くようにして、気分転換をしてきたつもり。
上手く気分転換になってたのかなぁ?
だけど、旅行には行けなくなった。
数日だけでもいいから、国内でもいいから旅行したい…!!
が、計画立てる時間も気力もなかった。仕事を片付けられる自信もなかった。
ホントうちの仕事って、ピークしかなかった。もうそれが通常量みたいな?
ピークが来たら、次にはアンダーピークが来て欲しいじゃない?
せめて「普通」とか「適当」だと思える量に減って欲しいのに…
常に「許容量オーバー」な状態でした。皆そうなので、人にもお願いできないし。
楽しくも、面白くもない仕事を毎日残業して、休日も出たりして…
何のための20代だろう…とか考えだすともう止まらない(笑)
だんだん体力も落ちてったみたいで(太ったから?)、
ちょっと熱出たとか体がダルいとかだけで、仕事に行けない日が多くなった。
なので、有給消化日数は少し増えてた(笑)
最後の方はずっと、ろくでもないことばっか考えてた。
土日だったら、『明日目が覚めても土日だったらいいのに』とか。
『1ヶ月くらい入院するような病気とか事故に遭わないかな』とか。
『仕事どころじゃなくなるような事件が起きないかな』とか。
ろくでもねー(笑)
そんなワケで、会社での自分にすっかり意義を無くしていたのでした。
次回はいよいよ「退社編」&「これからのこと」で終わりにするつもりです。