中国ほどCO2排出に無頓着な国が万博中国館の〆の部分にCO2問題を持ち出してくる。日本人には恥ずかしくて真似の出来ない芸当だと思うが、中国は堂々とやってくる。妙に関心してしまう。
中国のCO2排出量は今や世界排出量の4分の1を占める。GDP規模世界第2位、CO2排出量世界第1位は紛れ もなく「大国」と呼べるが、中国は環境問題に対しては極めて消極的であり、発展途上国の立場を堅持することで有名だ。
以前、中国関連のセミナーに出席した時、「中国を知るキーワード」の1つとして二つの「顔」を使い分ける中国というフレーズを聞いたことがある。
これは中国が大国の顔と、開発途上国の顔両方を巧みに使い分けていることを表現したもので、例えばG2に代表されるように政治、経済•通商問題に対しては大国としての振る舞いをするが、CO2排出等の環境問題に対しては開発途上国として振舞うという意味である。
環境問題に対しても大国としての振る舞いを期待したいものだ、と展示を見ながら心の中で独り言を言う。
最後は、水のアート(落ちてくる水が文字になったり絵になったりする)の周りを回って、エスカレータに乗って入り口まで戻ったところで、見学終了。20元にしてこのコンテンツは立派。
全て見終わった後の感想としては、現代中国がここまで来たか!という印象とまだここまでか!という印象が混ざったような感じ。そういう意味では現代中国の縮図がこの中国館に収まっていると言えるので、上海に来たからには一見の価値ありだと思う。
今年7月の再オープン以来、1ヶ月強で来場者が100万人を突破したという報道を見た。単純平均で1日3万人くらいが訪れているということなのでその人気ぶりが分かるだろう。一応、2011年10月9日まではやっているようなので、機会があれば是非!!























































