あれから９年part４

またまたまた続きですよ～

意外に好評なこのシリーズ。。。いつもより少しだけ真面目に書いてます

※途中、(お金や人に)やらしい表現が使われています。苦手な方はここでお引き返しください(笑)

さて、「この場所で私がしたい事・できる事」がだんだん分かってきました。

幸運な事にとても立地がよく(国道沿い)、駐車場もある、何年も使われていない倉庫がある。

でも母屋の管轄。(主人は次男で私達は新宅になります) 嫁の私が言いだすのは・・・ね～

※この辺のくだりはブログ記事『間に合うかなぁ・・・』を参考に。

義母の了解を得て、

『さぁ！着工！』

とはなりません・・・

それは何故かって？

『先立つモノが無いから』

ざっとね、計画立てるでしょ？（屋根・窓・壁・床・ドア・水道・電気…）で、調べたりするでしょ？そしたらね・・・

1BOX車が買えるような値段

一介の主婦が趣味の為に・近所のお年寄りの為にって使う額ですか

普段の生活でさえ必死のパッチやのにでっせ

↑オッホン。失礼

かといって諦めきれないので、なんとかコツコツ自分達でやろう！出稼ぎ(バイト)をしよう！と頑張ってました。

するとね、

『いつ開店するんや？』

『こんなお店(高価な資材)にしたらええで』

など…ジャブが飛んできます。勿論、励ましの意味もあっての挨拶言葉とは分かってはいるんだけどね‥‥。

「やりたくってもお金が無いんや」

って言いたくなります

が、そこをぐっとこらえて「けっこうかかるから、時間かかりそうやわぁ」とフットワークでかわすと‥‥

『旦那、素麺で儲けてるやろ？できるやん』

とボディーが飛んできます。

えぇえぇ、旦那さん一生懸命懸命働いてくれてますよ(｀へ´）。それは家族のために私の道楽の為にじゃないですそれに自営で親方ったって義母から給料を貰うから会社員と同じです

私は今は保育所預けて働いてますが、少し前までは専業主婦です。

裁縫でのお金は家の家計簿とは別で出納を付けてます。でないと生地や糸代とか分からなくなるし、趣味で家計に迷惑かける訳にもいかないし。

手作り好きな方ならきっと分かるハズ。つい生地を買いだめしちゃうのよね～イベントや委託での売上で回転させてました

そんな持論で（どんな持論）家のお金(旦那さんの給料)を倉庫に使うのは嫌でした。

※自分が使いたいお金の為に子供を保育所に預けて働くのも嫌でした。質素倹約に普通に暮らしてはいけましたから。

※共働きに反対な訳じゃないですよ。きちんとした理由があればいいと思います。

あと、何せ田舎ですからねもし子供の数が少なく、預けて、好きな事してたら周りからの応援は無かったかも…

専業主婦でも、子供がお昼寝の間は素麺手伝ってましたから。

『あんたは3人も育てて、仕事もして、畑や庭や家の事もして、自分の事もして、えらいなぁ』

と、倉庫がはかどってない間は確実にファンを増やしてたんです(笑)

そして年月ばかりが過ぎた頃に、神の声。。。

『貸してやろうか？』

実家の父です。

そこから一気に工事が始まって約半年でイベントに使えるほどになりました。

※営業許可をとったのはその一年後。この辺のくだりはブログ記事の2011年12月～2012年1月を参考に。

お金があれば何でもできる！とまでは言いませんが、少なくとも私の夢を叶えるには必要不可欠でした。

ちなみに工事が始まってからも周りからのワンツー攻撃はきて、流されたり考えがふらついた時がありました。

そんな時に大工さんから言われたのが『言うのはタダやから金を出さへん奴は好き勝手に言う。決めるんは金を払う奴や。』

全くのその通りで、すごくスッキリしました。この言葉に助けられました

そして父からの大切なお金も残りわずか。。。

営業許可をとる為に、カフェとして開店する為に、本当に必要最低限かつ優先順位を熟慮し、無駄遣いは一切してません

実はお店にはフォークが7本しかなく、7人以上いる時は使い捨てプラスチックフォークなんですよ(笑)

これからは、倉庫で出た利益から少しずつ必要な物を買ったり、父に返していくつもりです。

まだまだ未完成の倉庫。焦りながらも楽しく自分のやりたい様に作っていきます。

あっ、倉庫に来てくれた方々『こんな安くて利益出るの』と心配していただき、ありがとうございます

今のところ何とか黒字になってます。その心配をリピート・宣伝に代えてもらえれば充分ですよ(笑)

※『あれから…』シリーズはこれで完結です。４話はキツい内容？でスミマセンでした。でも良い事も悪い事もあって当然ですからね

またいつか番外編で復活する・・・かも・・・