2015年10月からはほぼ入院生活だった。
妻の日記ではこの頃に本当の「覚悟」を決めていた。
「もう長くはないかもしれない。けど、娘の成長を出来るだけ長く見たい。」と
期待していた治験の終了が、口には出せないけど、今思えば「絶望感」に近いものがあったと思う。ただ、まだ使ったことのない抗がん剤もあるからまだ希望はあると思っていた。(自分に言い聞かせていた)
今までとは違う抗がん剤を使った。
体調が思わしくない中、出来るだけ体調の良い時(副作用に耐えられる時)に量も抑えながら。
けど、副作用が強く出てしまった。
話すことも難しくなった。