北海道胆振東部地震 | Johnnyのブログ 「Welcome to the Moomin village」

Johnnyのブログ 「Welcome to the Moomin village」

自由に気ままに
歩いて旅をしたい…

多くの事は望まない…

小さな幸せを感じていれば
それでいい…

2018年9月6日
午前3時8分

枕元に置いていた携帯電話がけたたましく鳴り出した。

「地震が来ます」
「非難してください」と

それに気付いた瞬間、家が激しく揺れ始めた。
僕の寝室は、自宅の駐車場の上に造られた中二階の部屋。
崩れ落ちるかと思ったくらいの揺れだった……

今までの人生で最大の地震だ……

そう感じた瞬間、暗闇の天井から顔に物が落ちてきた……
危機一髪だった……
僕の顔の横には重たいテレビラックが落ちていた……
まともに当たっていたら、どうなっていたか……

本棚から殆どの本が落ち足の踏み場もなかった。
日頃から防災意識がなかった自分に反省した……



少し片付けて会社に行った。
仕事柄、対応しなければならない事がたくさんあるからだ……

自転車を乗せた車を途中で駐車して、自転車で会社に向かった。

信号のない大動脈は混乱していた。
警察官が街角に立ち交通整理に就いていた。

見たことのない光景だった。

警察官のいない交差点は無法地帯。
民間の人が誘導している交差点もあった。
そんな姿を見ているとグッと来る……

時間が表示されないテレビ塔

自転車をこぐこと40分。
会社に着いた。
蒸し暑かった。

会社も停電中……
それから食事もトイレも行けないくらいの忙しさ……


仕事を切り上げて自転車をこぎ、家に向かった。
警察官の一人一人に「ご苦労様」と声をかけて自転車を走らせた。
口に笛を加えながら会釈して応えてくれる。
終わりの見えない交通整理。
本当にご苦労様だ。


疲れ果て家に着いた。
暗闇の中、水風呂に入った。
幸い水は出た。

携帯電話の充電が出来ないのは当然、ネット機能が全く使えなくなった。

暗く不安な夜……
余震が来る度にビクッとして目が覚める。



明るくなったら、またすぐに会社へ……

地震から42時間。
まだ家には通電はしていない。
暗闇の中で、やっと使えるようになった携帯電話で、やっと使えたSNSでこれを記録している。

多くの人が命を落とし、多くの人が未だに生き埋め状態である。

そしてガソリンスタンドには長蛇の列。
食料は明らかに不足している。

こんな生活があと何日続くのだろうか……




携帯電話のバッテリーが10%減った。
とりあえず今日はここまで。


それでも僕は笑顔で前向きに生きている。



どんなことがあっても北海道が好きだから……