2017年4月22日
僕は神奈川県川崎市の南武線に乗った
始発の鶴見駅から終点の海芝浦駅までわずか15分
この川崎市の工業地帯を走る列車に乗ったのは、あの有名な海芝浦駅で海を眺めたかったからだ……
海芝浦駅からの帰り道、僕は歩いたり、電車に乗ったりして「昭和駅」に着いた
古い木造建築のその駅は無人駅だった……
いや人はいなかったが、駅長がお出迎えしてくれた……
こんにちは❗
猫の駅長さん
「見かけない客だな」
そんな目で僕を見ている
列車の通過時間が近づくと、工場から10数人の人たちが集まってきたけど……
猫の駅長さんは人が通過しても、ずっとそこにいます……
駅長だからね……
突然現れた❗
駅長の恋人だろうか……
あっ……
駅長職場放棄❗
ホームのへりで列車を待ちます……
実はこの駅に1枚の貼り紙がありました。
この「昭和駅」が老朽化による耐震強度の問題で4月末から解体される……
と書いてました。
この日(4月22日)から2週間後、予告の通り「昭和駅」は解体されたようです……
近くの踏切の警報器が鳴り出すと、駅長は退散❗
危ないよ❗
轢かれないでね……
昭和駅の解体から1ヶ月が経ちました……
猫の駅長……
どこにいるのかな……
元気にしてるかな……