RSR的生活2015 | Johnnyのブログ 「Welcome to the Moomin village」

Johnnyのブログ 「Welcome to the Moomin village」

自由に気ままに
歩いて旅をしたい…

多くの事は望まない…

小さな幸せを感じていれば
それでいい…

日本には盆があり、盆にはRISING SUN ROCK FESTIVALがある。

今年もこのイベントがやって来た。
2015年8月14日~2015年8月16日の朝日が上がるまで……
この2日半の間に思いを抱く人は数知れない……
そして、このFESTIVALが終わった今、参加者、関係者がそれぞれの思いが駆け抜けていく……



2015年8月14日
不安定な天気……
会場付近の気温は25度前後だろうか。
北海道らしい爽やかな風が吹いている。

3万人が会場にいる。
今年も昨年と同じステージで約100組のアーティストたちが演奏する。
上は ↑ メインステージのSUN STAGEです。

一発目はKANA―BOON
若い世代がステージを埋め尽くしている!
熱狂的な50分でした!

次はRED STAR CAFEに移動して菅原卓郎&中村和彦を覗いてみた。
少人数のステージだが絶妙なトークを交えて笑いに包まれていた。

気持ちがほっこりしたところで、隣のRED STAR FIELD ↑ ↑ ↑ に移動してPE´Zを初めて見て聴いた。
ジャズインストゥルメンタルバンド。
今年の12月に解散宣言が決まっているらしい。2002年のRISINGに出演して「北海道で成長させていただいた」と、感謝を述べていた。ちょっといい話でした……

広い会場を5分歩きRAINBOW SHANGRI-LAに着くとthe telephonesが演奏中だったが人が溢れかえっていた。
会場の末端にあるBOHEMIAN GARDENでは堀江博久Presents原田知世が登場!

歩き方が可愛い……
今も昔もアイドル……
久しぶりに「ロマンス」聴きました。

ここで突然の雨!
一旦、退却……

雨も上がり……
佐野元春!!

30分前から待っている様子↓  ↓  ↓

ラスト3曲は「SOMEDAY」「約束の橋」「アンジェリーナ」だった。
みんな歌詞を知っている。勿論、僕も……
大合唱だった。
みんな感動で泣きながら歌っていた。
形は違ってもみんな「青春」なんかを思い返している。
自然に涙が溢れてくる……

演奏が終わっても暫く「今夜も愛を探して」が身体全身に響き渡っていた……


1日目ラストはREBECCA
想いは一言では言い尽くせない。

REBECCAといってもNOKKOと土橋安騎夫の二人。ダンスリミックスversionだったが、「MOON」「フレンズ」等を演奏した。
20年程のブランクがあったが、8月12日、13日に横浜で復活。そのまま北海道に来てくれた。
最後の「76th star」ではまた自然に涙が溢れてきた。
涙腺壊れてしまったかな……

NOKKOは今も昔も永遠の恋人❤
最前線から愛をこめて……



8月15日~8月16日早朝
石狩周辺では豪雨の地区もあったが、会場は晴れのち曇り。

def garden夏木マリを覗いてみた。
「おお!凄い!」「あのパワーは何処から」と言うくらいマジに凄かった。

EARTH TENTではグループ魂……
初めて見ました。若い世代を中心にめっちゃ盛り上がっていた。
メンバーが凄い。 破壊(阿部サダヲ)、暴動(宮藤官九郎) 、バイト君、小園、石鹸、遅刻、港カヲル、彦摩呂。
「笑え」と書いたカラーコーンはお決まりらしい……
が、これは僕はストライクゾーンではなかった……

SUN STAGEでは「民生の部屋」と銘打って奥田民生の部屋にゲストが訪れる設定。
最初のゲストはPerfume
そして何故か松崎しげる
「愛のメモリー」は最大の盛り上がりになった。話の展開で来年は「しげるの部屋」の可能性が……
最後のゲストはトータス松本が登場!
今年はJOIN ALIVEにも来なかったが、ここで登場か!と、いった感じだった。
「ええねん」歌ってました。
最後に奥田民生が「さすらい」等……

ゆる~い雰囲気が良かった「民生の部屋」でした。↓  ↓  ↓


今回の最後はBOHEMIAN GARDENで「IN THE MIDNIGHT HOURS」……

早めに行くとT字路s(てぃーじろす  と、読む)がまさにこれからというところだった。   ↑  ↑  ↑
開始待ちの様子。
このこじんまりとしたステージは本当に好きなコアなファンだけが集まっている。
初めて見て聴いたT字路sだったが圧倒されるジャズボーカルは圧巻だった。
暫く耳に残りそう。

今回の締めは
竹原ピストル!!!

開始直前の様子 ↑  ↑  ↑
いきなり「夜分すいません」から始まったが、この時点で1時40分。

ステージにはマイクとハーモニカと2本のギター。小さなテーブルには汗ふきタオル。
下にはペットボトルの水。
ステージにはそれしかない。

adidasの靴とトレパンに緑のTシャツ。
着飾ることは似合わない。
汗が滝のように流れ、唾を撒き散らし、頭から湯気が上がっている。
言葉で思いを爆発させる。
下手な生き方かもしれない。
それが竹原ピストルだ。

学生時代は北海道で過ごした。
旭川フォークジャンボリーの師匠との約束。
武道館で歌うこと。
下手なMCで聞かせてくれた。

①オールドルーキー
②LIVE  IN和歌山
③俺のアディダス ~人としての志~
④カモメ
⑤STAY FREE
⑥ファイト!

竹原ピストル語録。
俺のアディダスを歌い終わって。
「この曲を噛まないで歌えることは珍しい。家に帰ったら家族にRISING SUNで奇跡を見たと……」
カモメを歌い終わった瞬間に。
「うまく歌えました☺」


午前2時の竹原ピストル最高でした。
最前線から魂をこめて……


ピストルの余韻に浸りながら会場をゆっくり歩いて見た。

所々で人が倒れている。死んだように寝ている。よく前を見ないと踏みそうになる。







このあと1時間して夜が明ける。

今年の朝日は雲が多くて綺麗ではなかった。

そして僕にはまたひとつ「人生の中の記憶」が追加された。
そんな思いで砂混じりの会場を後にした……

来年もまた……
RISING SUN ROCK FESTIVAL
再び……