お金の探究家スナフキンのAmebaブログ

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スナフキンの資産運用と資産保全、保険やお金に対しての考え、子供のお金の勉強などについて書いて行くブログです。

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金利何%、年利何%、予定金利、利回りなど投資をしている人なら良く聞く言葉ですが、投資が怖いから銀行に預けている人は、金利を気にしていますか?

 

ゼロ金利と聞いても、「金利が低い」「お金が増えない」程度にしか考えていないのではないでしょうか。

 

本日2月27日に見たゆうちょ銀行のサイトに載っている金利は、通常貯金0.001%  通常貯蓄貯金10万円未満10万円以上ともに0.001% 定額貯金6ヵ月以上~10年0.010% 定額貯金1ヵ月以上~5年0.010% 財産形成貯金6ヵ月~10年0.010%。

これらの金利を見て銀行に預けておく意味はあると思いますか?

財産形成貯金…財産を形成するための貯金なのに、この金利では形成出来ません。例えば、100万円を財産形成貯金に入れ10年後…約100万1千円で戻ってきます。

※2019年2月25日現在の金利です。

 

 

投資の世界では、『 72の法則 』というのがあります。

これは、何年後に元金が倍になるかがわかる計算方法で、計算式は「 72÷金利=〇年後に元金が倍 」です。

 

では、ゆうちょ銀行の財産形成貯金0.010%で計算をします。

 

72÷0.01=7200

 

今日銀行に100万円預けたら、7200年後に200万円になりました!良かったですね!

って話にはなりません。

 

お金を倍にするだけで72世紀掛かります。

7200年前は約紀元前5000年です。

古代エジプトは新石器時代でした。

日本は縄文時代前期

中国長江流域で大渓文化が始まったのもこの頃です。

 

縄文時代前期にお金を預けていたら、今頃になってやっと2倍になります。

お金を倍にするだけでそんなに待てますか?

 

農林中金総合研究所のデータによりますと、70年代80年代には郵貯(現在とは名前が違います)でも定額10年12%という金利の時もありました。

 

先ほどの72の法則の計算を当てはめると

72÷12=6

6年で元金が倍になっていたのです。10年入れていれば、約3.1倍になります。

 

祖父母、比較的高齢な親の世代が貯金をしろと言っていたのは、この成功体験があるからかもしれません。10年に3倍になるのなら喜んで貯金しますよね。

 

昔は良かったとか羨ましいとか思っていてもお金は増えません。

では、お金を増やすにはどうすれば良いのかと言えば、自分で会社を立ち上げて商売をするか投資をするかのどちらかだと思います。

ただ、どちらも難しいことです。株などの投資で勝ち続けることは出来ませんし、当たればすごく儲かりますが商売にはセンスが必要です。

 

スナフキンはお金を増やすために、株や長期積立をしていますが、現時点で一番良いのは海外の保険だと思っています。海外の保険に関しては、前回書きましたので今回は書きませんが、日本の金利がものすごく低いだけで海外には金利の高い場所があります。

 

自分がいつ頃にいくら欲しいのかということを考えて、自身にあった投資を行うことがベストだと考えます。それが、海外の保険だろうと日本の保険だろうや株だろうと、お薦めはしませんが日本の銀行への貯金だろうと自分が良いと思った方法で運用してください。

 

最後に、海外長期積立で利回り10%だとか8%だと言って、5万円を25年積み立てたら1億円になります。などと海外長期積立に勧誘してくる人がいますが、ほぼ間違いなく1億円は超えません。

毎年同じ利回りや損なく運用できるなんてことはありませんので、騙されないようにしてください。