新緑の箱根と登山鉄道ひとり旅

箱根登山鉄道2021・・・。

 

一昨年モハ1型の103、107が引退し。去年緑色の109が引退した箱根登山鉄道。

おそらくあと1、2年以内に残りのレトロタイプも引退するかもしれません。

絶滅危惧種ですから、乗(見)れるうちに乗っておこうかと思って・・・。

※本当は明神ケ岳か金時山からのダイヤモンド富士を生で見よう(撮影)かと思った(明神ケ岳はなにもないけど、金時山の山頂の小屋は土産物屋なので宿泊は出来ないかわりにバイオトイレはあるから、岩場でテントとシュラフで夜明し出来ないこともない)けれど、予報が晴れのち曇りなので外れたらバカみたいなのでやめました(笑)。

金時山のウエブカメラも出来たことだしね・・・。

人間、安易な方に流されやすいんですね~(笑)

登山鉄道は国道1号線に沿って走っています。

そしてこのゴールデンウイークには所々、大渋滞が起きておりました。

全線渋滞しててくれたら歩きやすいんだけれどなぁ。

電車の発車を待つ間、彫刻の森驛から明星ケ岳の大文字焼の場所を望む。

・・・?

大の真ん中あたりに人影が・・・。

登山者でしょうね。

ちなみに自分は明神ケ岳には何度か登りましたが、明星ケ岳には登ったことがありません。

スイッチバックの作業(運転士交代)の間、上大平台信号所より遠く三浦半島が見えました。

出山の信号所より、出山の鉄橋を望む。

乗ってきた電車(アレグラ号)は鉄橋上でサービスで速度を落としてくれました。

ちなみに出山の信号所(スイッチバック)では降りることも、電車を見に行くことも出来ません・・・。

登山鉄道に残った唯一のレトロタイプ。(3両編成)

おそらく次に引退するのはこの3両でしょうね。

自分的には箱根登山鉄道と言えばこのモハ1型、2型のレトロタイプです。

昼間でヘッドライトを点けてくれるのはこの場所や塔ノ沢驛ですか。

大平台驛の旧改札口。なんとなくローカル線の雰囲気です。現改札はホームにあります。

大平台驛の驛舎。6月の梅雨になるとあじさいが線路の沿道に咲いて綺麗です。

驛近くには神社があります。

駅前には静かな温泉街があります。

日帰り温泉もあるようですが、ソロ旅ではちょっと行きづらいですね・・・。

彫刻の森驛にて。トイレや休憩のために全線、駅には入ることが出来る切符なので、安心。

バックの山は早雲山。大涌谷のようなガレ場が見えます。

宮の下驛近くに咲いていたヒメツルニチニチソウ。

宮の下驛を出て80/1000パーミールを駈け登る登山鉄道。この斜度は日本一の勾配で、普通の車輪で登るのは箱根登山鉄道だけ。

展望のよいアレグラ号。

箱根の景色を満喫したい方にお勧めです。

箱根登山鉄道のスイッチバックは塔ノ沢を出た出山の信号所と大平台驛、そして上大平台信号所。

大平台驛は駅に降りると上下線交換しながらスイッチバックして走って行くのを見られます。

しかし、写真の上大平台信号所は駅間にあるので一生懸命歩かないといけません。

出山信号所はえらい山の中なので行く道がありません。

藪こぎすればいけない訳ではないでしょうけれど・・・。(笑)

着いた上大平台信号所前にはだ~れもいませんでした。

鶯がやたらと鳴いており涼しい5月の風が吹きわたっています。

もう少しして暑くなったら蚊の猛襲を受けそうなので丁度良かったかも。

丁度モハが上がってきたところ。

目の前で電車のスイッチバックが見られます。

良く見える分、こっちも見られますので走って行く電車に手を振って見送ってあげましょう。

ちなみに信号所はフェンスで覆われているので、絶対に中には入らないようにして楽しみましょうね。

 

で、いったい箱根になにしに行ったんだか?

食べることにあまり執着心が無いので、お昼はコンビニおにぎりと自販機飲料を口にしながら、箱根の初夏の風に吹かれて、国道と登山電車沿線をのんびり歩いただけです。

それも楽したいので、登山鉄道で一気に強羅驛まであがってひたすら下りながら・・・(笑)

だってこのところ、まともに運動してないですもん。

宮の下驛付近や塔ノ沢驛付近には「あ~泊っていきたい・・・」というような旅館がたくさん。

温泉入って、浴衣着て、美味しいもの食べて・・・。

でもやっぱり、アルプスの山でテント張ってストーブの火を囲んで流れ星たくさんの星空見ながら寝る方がお金で買えない贅沢ですな。

 

ちなみに箱根の国道は「歩道」というものがほとんどないので、ものすごくコワイです。

強羅から湯本まであちこち寄り道したので、足がパンパンに。

下り一辺倒なら折りたたみ自転車でもあればよかったなぁ。(※公道でスケボーは違法です)

 

そんで夕暮れの帰りには火照った足をほぐしに湯本駅前の日帰り温泉でゆっくりと湯♨に浸かって帰ったとサ。

 

最後まで読んでくださって有りがとうございます。