1/700 タミヤ製 ドイツ巡洋戦艦 シャルンホルスト製作中。

 

トムスモデルのエッチングですが、説明書の理解をするのに時間がかかります(笑)

主砲前面覗き窓・・・という小さな部品の置き場が分からない。

なんたってドイツ戦艦の資料なんてほとんど無いに等しい状況ですもん。

手持ちの少ない資料の写真で理解しましたよ。

砲の間にある窓ね。

トムスさん、こんなものまでエッチングにして・・・(笑)

ついでに砲もピンバイスで開口させました。日本戦艦と違って28センチ砲だから細いため、ちょっとズレたら爆裂砲身になっちゃうので神経使います。

おもに通商船撃破用だから28センチ砲でも充分だったのでしょうね。

日本の戦艦のように36センチだとか46センチだとかの対戦闘艦用砲もっていたら、イギリス艦をもっと沈めていたかも。

ラッタル、手すりはエッチング板が柔らかいので曲げやすい分、くにゃくにゃに潰れやすい。

着けたら手すりが潰れてた・・・なんてことばかり。

形状保ったまま配置するのが大変です(汗)。

艦中央部の高角砲周りの落下防止ネットはエッチング化されていてなかなかいい感じ。

サイズもこのタミヤのシャルンホルスト、グナイゼナウ姉妹専用なので無加工でぴったりします。

ちなみにグナイゼナウは発音的にはナイゼナウといいます。伊達さんと同じね(笑)

一部仮置きで大体こんな感じです。

当海軍工廠のシャルンホルストの完成度30パーセントぐらいでしょうか。

エッチング化は細かくて辛い(笑)

でも出来上がりがいいのでやめられない・・・。

 

そういや最近、艦船模型の1/350モデルが多くなってきたように思えますが、その背景にはたぶんモデラ―の高齢化で視力が衰えて(そう言う自分もだよ!)1/700縮尺がきつくなってきたからではないかと推察します(笑)。

最近の人はプラモデルなんてあんまり作らないし、作るのは昭和時代にプラモデルに魅了されたモデラ―が多いですもんね。

でも、1/700の倍の大きさになると100均の300円のケースでは入らないのだよ。

↑100均で売ってる100~300円のケースは模型保存に最適です。

戦艦長門でマストの高さも艦長もぴったり。空母赤城、加賀、翔鶴クラス、もちろん大和は入りません。

シャルンホルストはご覧の通り斜に入れてちょうど。

 

このシャルンホルスト含め、主砲の配置は各国艦船大体こんな感じですが、副砲の配置なんかユニークでなかなかいいデザインですね。レーダーたくさん着けてるし。色白だし(笑)。世界で一番美しいと言われた戦艦らしいです。

船のデザインなら日本艦の長門や金剛もいいデザインだと思うんだけれどなぁ。(金剛はイギリス製だけど上手に改装してる)

まだイギリスとアメリカの戦艦は予定してないので何とも言えないけれど。

シャルンホルストを「呪われた戦艦」と言う人もいるようですが、どうやらその根拠に乏しいようで、海戦で敵艦を一手に引き受けるなどして他艦を逃がすなどした、優秀艦のようです。

日本の巡洋艦最上のほうが戦艦から誤射されたり2度も衝突事故起こして迷惑掛けまくった船のような(笑)。

 

 

これからレーダーやクレーンを作って・・・カタパルトや艦載機もね。

 

つづく